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止まった部屋の淀んだ空気

ブログって怖いなあ、と思います。

なにかの調べものをしていて、誰かのブログにたどり着く。ところが日付をよく見ると、最終更新日が3年前の夏だったりする。しかも、サイトやブログのデザインが微妙に古く、やたら見づらいページだったりする。

この、放置されたブログに漂う、廃墟物件にも似た「死」の匂い。

運営する当人はお元気で、ツイッターやフェイスブックを元気に更新されているんだろうけど、あの、当人からも見捨てられたブログの淀んだ空気って、どうにも苦手なんですよね。

もちろんぼくの note 、つまり「ここ」も、いつかそうなる可能性は当然あるわけで。

ただ、それを考えると芸能人の方々のブログはすごいですね。「いったいここを何人くらいが見ているんだろう?」と思っちゃうようなブログでも、決して止まることなく動いてる。「わたしはここにいます」を発信してる。

よく「いつもひとの目にさらされる女優は、年をとらない」みたいなことが言われますが、それに似た凄みのようなものを芸能人のブログには感じます。

アクセス数がどうこうじゃない、数字とは別の「見られている」って意識が、自分を律するのでしょうね。


ああ、それにしてもひっそり停止してしまった「ここ」。想像するだけで怖ろしいです。