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ことしの8月1日にぼくが書くべきこと。

8月1日といえば、書くべきことはいっぱいある。

まずは、もう8月かよ話。ようやく7月であることを心身ともに受け入れはじめたところなのに、もう8月なのかよ。早すぎるだろ、いくらなんでも。そういう話は、たぶんいまごろ日本全国でくり広げられていることと想像する。

あるいはいちおう都民として、きのうの都知事選。これも語ろうと思えばいくらでも語れる話題で、誰に投票したのか、なにが決め手になったのか、落選したあのひとについてどう思うか、選挙戦のなかで各候補者への心象がどのように変化していったのか、というか、そもそも投票所に行ったのか。東京都内では本日、これまたいろんなところでいろんなひとが語り合っているテーマだろうと想像する。

さらには個人的な話になるけど、きのう観た『シン・ゴジラ』。ネタバレを避けつつ語ったとしても、これまたいろんなことが語れる映画であったし、ひと言でいって大傑作だったと思う。まだまわりに観たひとがいないので、なるべく早めに観たひとを見つけ、存分に語り合いたい映画だ。

といった、幾多の語るべきテーマを押しのけてきょう、ここに書きたい話題がひとつあります。ええ、ちょっと口調をあらためてご報告したいことがあるのです。


2016年の8月1日。

ライターズ・カンパニーを標榜するわれらがバトンズは本日、無事めでたく、あらたな仲間を迎え入れることができました。

彼女の名前は小池未樹さん。

ずいぶんまえに、ケイクスでとある対談記事を読み、「へええー、これをまとめたライターさんはうまいなあ」と思ったことがありました。そしてクレジットを見て、ああ彼女なのか。前に少しだけお話ししたことがあったけど、これだけの記事をまとめられるくらいに力をつけておられるのか。と思った記憶があり、なんとなく動向を気にしていたライターさんでした。

そして今年に入って、ひとの募集を考えたとき、幾人もの編集者が推薦してくれたのが、やはり彼女だったのです。

彼女がこれからどんなふうに活躍してくれるのか。ぼくがその活躍をどんなふうにサポートできるのか。それはまったく未知数です。ぼくとしては、これまで以上にがんばっていくしかありません。


ただ、そういうのとはぜんぜん別に。

物理的な「紙幅」の制限がないネットメディアの方々は、ライターさんの書いたものについて、なるべくクレジット(記名)を入れてあげてほしいなあ、と思うんですね。どこかの誰かに見つけてもらえるように、こんな出会いにつながっていけるように、どんなにちいさくて稚拙な原稿であっても、書いたひとの名前を入れてあげてほしい。

いいひとはたくさんいるし、いいひとを探しているひとも、たくさんいる。

名前って、「あのひと」「このひと」を認識する、最初のきっかけですよね。