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もう一度、歩きながら考える。
いまやマスコット的なおじさんになってしまった方ではあるけれど。
プロレスラーの長州力というひとは、おもしろいボキャブラリーの持ち主で、ときどきハッとするようなことを言う。
この動画、1分38秒あたりで語られる「何がしたいのか?」は、けっこう何度でも問いなおす価値のあることばだと思う。ぼくらは毎日、なにかをやっている。なにかをやろうとしている。あたらしい試みもあるだろうし、昨日の続きもあるだろう。来年や再来年、5年後10年後に向けたつもりのなにかもある。そのとき大事なのは、まずは歩いてみること。手を動かし、足を動かすこと。そしてやっぱり「何がしたいのか?」の問いではなかろうか。
たとえばいまやっているAという仕事。その仕事を通じて自分は、何がしたいのか。その先に自分は何がしたいのか。「したいこと」と「やってること」はこの先どこかで交錯する可能性があるのか。あるいは平行線だったり、離れていくばかりの線ではないのか。
誰にとっても仕事というのは「食うこと」や「生きること」と直結しているのでむずかしいのだけれど、「歩きながら考える」は、やっぱり大切だと思うのだ。止まって考えるのではなく、考えないまま歩き続けるのではなく。