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つらくなったら、唱えることば。

明日は「バトンズの学校」最終講義の日だ。

じつは、と断るまでもない話だけれども、受講生のみなさんに対してぼくは「noteを書くといいよ」とオススメしている。もちろん、強制するつもりはない。やるとしても、無理のないペースでかまわない。仕事やプライベートを優先してもらって、ぜんぜんいい。

それでも本音の本音としては、「毎日書くといいよ」と思っている。できれば3年くらい、むずかしければ1年でもいい。毎日書くといいよ、と思っている。とくにこれから何十年も「書く仕事」をしていきたいのであれば。

なぜか。

毎日続けていれば、どうしたって「今日は無理だ!」という日が訪れる。仕事がモーレツに忙しかったり、病気をしてしまったり、プライベートの誰にも言えないトラブルがあったり、いろいろだ。3年続けていれば、いや1年のなかにだって、そういう日はあるだろう。

ぼくの note は現在8年目に突入しているけれど、そりゃあこの7年や8年のあいだに「今日は無理だ!」の日は、いくらでもあった。

で、かろうじて現在まで自分と誓った週日更新の約束を破らずに済んでいるのは、「それでも書く」のひと言が胸にあったからだ。

仕事が泣くほど忙しい。「それでも書く」。

でっかいトラブルに巻き込まれた。「それでも書く」。

旅行先でのんびり羽根を伸ばしている。「それでも書く」。

つらいことがあって落ち込んでいる。「それでも書く」。


とくにフリーランス的な立場の場合、この「それでも書く」ができる人でないと、何十年と生きていくのはむずかしいと思う。

つらくなったらまずひと言、「それでも書く」。

これはさまざまな困難を突破させてくれる、最高のマジックワードなのだ。