開いていることば。
小野島大さんの note で知った、UQiYOという3人組ユニット。
一聴してそのまま iTunes でアルバムを購入。以来、仕事中ずっとリピートしながら聴いている。
こちらは、元ちとせさんを迎えてのミディアム・ナンバー。これが、ものすごくいいのだ。そして最新ミニアルバム『Black Box』が、全曲すばらしい。
インタビューを読むと「ダークな方に振り切った」とのことなんだけど、実際に内省的な雰囲気を持っているんだけど、なんというか「開いている」のだ、内省的なはずの、その音が。たぶん、これからずっと追いかけて、聴いていくことになるユニットだと思っている。
最近、「閉じていること」と「開いていること」の違いを、よく考える。
閉じていることば、開いていることば。
閉じている音、開いている音。
閉じているサービス、開いているサービス。
きのう公表された、東京糸井重里事務所の「夢に手足を。」ということば。
これはほんとうに、開いていることばだ。
このたった5文字のことばひとつで、いくらでも考えが膨らむし、いくらでも遊んでいられる。「意味」を押しつけられることなく、それぞれの人が、それぞれに解釈して、そのぜんぶが正解だったりする。
開いているか、閉じているか。
これは個人的に、長い時間をかけて考えていくべきテーマだと思っている。