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ライティングはライティング

先週、日経BPの柳瀬博一さんとおしゃべりしていたときのこと。ライターの価値ってなんだろうね、みたいな話になって、前々から思っていたことを口に出してみた。

「ライターって、照明技師みたいな仕事だと思うんですよ」

自分がとっても魅力的だと思うひとに取材する。会ったらやっぱり抜群におもしろい。ところが当人は、自分のほんとうの魅力に気づいていなかったりする。なぜならみんな、鏡に映った真正面の自分、扁平な蛍光灯に照らされ表情を失った自分しか見たことがない。

そこでぼくらライターは、おもむろに照明を取り出す。しかるべき位置に照明をとりつけ、カメラの画角やアングルを固め、そのひとがいちばん魅力的に映る「絵」を探していく。

Photoshop なんかくそくらえ。「ひと」「もの」「こと」は、照明ひとつでたちまち魅力的になるのだ。

ということで、ライティングはライティング。

Writing は Lighting なのだと思いつつ、がんばってまいります。

鬼にカネボウ。
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ライター。バトンズ代表。著書・共著「嫌われる勇気」「古賀史健がまとめた糸井重里のこと。」「20歳の自分に受けさせたい文章講義」など。週日更新しています。http://www.batons.jp

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コメント (1)
なんか、スマートですね!
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