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得意じゃない、は「苦手」じゃない。

そういうこともあるのかもなあ、と思っていたら、あった。

今月末に都内で予定していた「バトンズの学校」(第3講)を、リモートでの開催に変更する運びとなった。もともと、東京都の定めるガイドラインを十分以上に満たす感染防止策を講じて開校してきたのだけれども、人の流れそのものを抑えましょう、というフェーズに入っているかぎり仕方がない。あまり得意ではないけれど、リモート講義に挑戦してみよう。


そういえば先日、noteさんでおこなったこちらの動画を再見する機会があったのだけど、しゃべりの下手さや文字の汚さを除けば、とてもいい講義だと思った。ライターや編集者をめざす方はぜひ、1.5倍速とかでもいいから見てほしいと思えた。


そしてまた、「ほぼ日の學校」さんでおこなわせていただいた「書かない人のためのライター講座」も、アップロードされたコンテンツを見てみると、案外おもしろいものだった。収録直後は「あああああ、おもしろい話できなかったあああああ」と落ち込みまくっていたのに、ちゃんと見れる。意外におもしろい。


えっ?

ってことはおれ、自分で思ってるほど「人前で話すのが苦手」とか「カメラがあるとガチガチになる」ではない? 

まあ、間違っても「得意」ではないけれど、かといって詫びてまわるほどの「苦手」でもないというか、ふつうに緊張して、ふつうにしゃべってる、ということなんだろうなあ。なんだってそうだよね。


あ、(スチール)カメラマンさんの「はい、じゃあ笑顔お願いしますー!」は心底苦手ですけどね。言われれば言われるほどに顔の筋肉がこわばって、エイフェックス・ツイン化していきますけどね。