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校了とオンライン講義。

今朝、無事に校了した。

取材・執筆・推敲』がようやく、校了した。来週には白焼きが出て、確認して、なにも問題がなければそのまま下版、すなわちほんとの印刷の行程に入っていく。「これだけ念入りに確認したんだから、もうなにも問題ないはずだ」の自信と、「これだけ最後の最後まで——きのうの夜まで——文言の調整をしてたんだから、なんか抜け漏れがあるかもしれない」との不安がいま、ふたつ胸に去来している。


と、そんな校了作業の合間を縫うように昨日、noteさんのオンライン講義的なイベントに出させていただいた。

こちらから(おそらく)見逃し視聴が可能なその模様、後日 YouTubeにもアーカイブが公開されるのだという。もちろんまだ、ぼくは見ていない。できることなら見たくない。けれどもがんばって、見なきゃいけないんだろうなあ、と思っている。

人前でおしゃべりすることの苦手なぼくはこれまで、こういう場にお呼ばれする機会があっても「人前でおしゃべりすることの苦手な自分」として、それぞれの場に上がっていた。「こういうのほんとに苦手なんです、ごめんなさいね」が、にじみ出ていたと思う。でも、聴き手の立場で考えるならそんな自意識、あまりうれしい話ではない。できれば登壇者がいきいきと、たのしそうに語ってくれたほうが聴いてるこちらもうれしいものだ。別にうまくしゃべる必要はないけれど、「人前でおしゃべりすることの苦手な自分」なんて逃げ場を持たない自分にならなきゃな、と思っている。がんばってアーカイブを見て、自分のしゃべりを推敲していかなきゃな、と。

……という自分なりの反省があったせいか、受講・視聴してくださったみなさんからの反応にはおおいに励まされた。

ツイッターで #ライターの教科書 というハッシュタグをつけて投稿してくださったみなさん。そしてさっそく noteに感想をあげてくださっているみなさん。どうもありがとうございます。ひとつひとつに御礼のコメントをつけることはできませんが、すべてしっかり読ませていただいています。不思議なもので、自分の「書いたこと」に対する感想よりも、「しゃべったこと」に対する感想のほうが、読んでいてダイレクトにつながってる感じがするんですよね。とってもありがたいです。