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ドタバタがはじまる前に。

さあ、やることが多いぞ、今日は。

なんてことを冒頭から書いて逃げを打ちながら、なんでもない雑感をいくつか書くぞ、今日みたいな日は。明日も明後日もドタバタしていそうだけど、明日は明日でなにか書くのだろう、ぼくは。キーボードに手を置けば、動いてくれるのだろう、指が。


会社の決算が終わった。

うちの会社は6月決算。かぎりなく個人事務所に近い会社だとはいえ、どうにか5期目の決算を終え、6期目に入ったことになる。来年の決算を迎えるころにはさすがに、次の本(ライターの教科書)も出ているだろう。それが出れば会社としてもライターとしても、またあたらしい段階に踏み出すのだろう。そんな感じで他人ごとのように、ちょっとたのしみにしている。


暑い夏が終わろうとしている。

夏休みといえばみんな小学生時代の話をするものだけれど、ぼくはやっぱり高校時代、サッカー部時代の夏休みばかりを思い出す。正味1か月ほどしかない夏休み、男子校だったぼくらはサッカー以外のなにもしていなかった。食う、寝る、サッカー。それだけの毎日だった。言い換えるなら「サッカーをして飯を食っていた」わけで、まるでプロサッカー選手だ。もちろん両親に養ってもらっていたのだけど、1円のお金も稼いでいないのだけど、それどころかお小遣いさえせびっていたのだけど、夏休みが終わって二学期が始まるとき、こころのどこかでアマチュアに格落ちするような、ふつうの高校生に戻っちゃうような哀しさがあったのをおぼえている。


枕が見つからない。

ぼくはしばしば、オフィスのソファで寝る。オフィスには安物のクッションがあり、それを枕代わりに使って寝る。正直、すこぶる寝心地がいい。けれどもこのクッションを自宅に持ち帰り、寝室での入眠時に使うときっと、うまく眠れないはずだ。理想の枕を追い求める旅は、まだ続いている。

今朝、これなら大丈夫じゃないかというニュータイプの枕が届いた。うまく眠れること、首を痛めず眠れることを、こころから願っている。この話にオチはない。枕がなくてお先まっ暗、なんてことはぜったいに言わない。