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洗面器の水と、シャワーの水。

渋谷駅から乗り換えたはずの、帰りの電車。

なぜだかいま、ぼくは渋谷に向かっている。上りと下りの電車を、乗り間違えたのである。3駅先でそれに気づいて、あわわわわ。あわてて反対ホームの電車に乗り込んだのである。普段めったに「そういうこと」をしないはずの人間なのだけど、どこか心ここにあらずなのだろう。心が上気しているのだろう。

そう、きょうから「生活のたのしみ展」がはじまったのだ。

全日程が終了したらまた、振り返ってなにかを書くこともあるだろう。

それでも初日のうちに初日の気持ちを書いておくなら、とにかくたのしい。あっという間に時間が過ぎて、そのぜんぶが充実している。普段オフィスにこもって鬱々と原稿を書いているのと、時の流れの心地よさがまったく違うのだ。

普段の仕事が洗面器に汲んだ水で念入りに顔を洗うようなものだとすると、ここで過ごす時間は頭上から降り注ぐ澄みきったシャワー。じゃんじゃんじゃんじゃん水が流れ、もうそこに立っているだけで全身の汗が、感情の汗が洗い流されていく。


久々に慣れないフリック入力でスマホから投稿しているので、たぶん文章はぐちゃぐちゃなのだろう。でも東京近郊にお住まいのみなさん、ぜひ「生活のたのしみ展」にきてみてください。ぼくの書いてるぐちゃぐちゃの一端がわかっていただけると思います。

そして昨日からずっとこちらのアカウントを更新していますので、ぜひ覗いてやってくださいね。燃え殻さんインタビューも載っています。