2016年の年間ランキング
去年の12月1日、ぼくはこんなことを書いていました。
ありがたいことに2年前に刊行した『嫌われる勇気』が、日販調べ、トーハン調べ、アマゾン調べのいずれにおいても、ビジネス書部門で1位を獲得いたしました。もちろんありがたいし、うれしいことなのですが、うーん。
やっぱり2013年の本ですからね。こういうランキングに、「バトンズ」として担当した本がたくさん入ってくるような状況を、早くつくらないとなあ、と思います。
で、今年はどうだったか。
まず『嫌われる勇気』については、今年もたくさんの方々に読んでいただけました。ビジネス・自己啓発部門で3冠、Amazon総合を含めると4冠達成とのことでした。
【嫌われる勇気】
日販調べ ビジネス書部門1位(総合5位)
トーハン調べ ビジネス書部門1位(総合7位)
オリコン調べ 自己啓発部門1位(総合3位)
Amazon調べ 総合1位
3年前に刊行した本が、いまもこうして読み継がれていること。一過性のブームではない、腰の据わった本になりつつあること。ほんとうにありがたく、うれしく、そしてこころづよく思ってます。
また、続編の『幸せになる勇気』もランキング入りしています。
【幸せになる勇気】
日販調べ ビジネス書部門4位(総合16位)
トーハン調べ ビジネス書部門1位(総合7位)※
※『嫌われる勇気』との合算扱い
オリコン調べ 自己啓発部門3位(総合16位)
Amazon調べ 趣味・実用・自己啓発部門2位(総合8位)
この本は、胃がねじれるくらいのプレッシャーのなか、何度も何度もくじけそうになりながら、いろんな方々にご迷惑をおかけしつつ完成にこぎ着けた一冊でもあるので、個人的にとてもうれしいです。
そして、バトンズの仲間である田中裕子さんの担当した『語彙力こそが教養である』(斎藤孝著)も、ランキング入りしています。
【語彙力こそが教養である】
日販調べ 新書ノンフィクション6位
トーハン調べ 新書ノンフィクション9位
オリコン調べ ビジネス書6位
どう言ったらいいかわからないけど、これはうれしいなあ。「自分のことのようにうれしい」という言いまわしがあるけど、それ以上にうれしがってるかもしれません。
来年の目標は、あれですね。「こころのベストテン第1位」ですね。
たくさんの方々にそう思っていただける本をつくりたいのと、少しずつでいいから「バトンズ」というチームの色というか、個への信頼ではない、チームそのものへの信頼を獲得していけるようなお仕事をしていきたいです。
まだまだ12月。
まさにいま、来年にドカーンと大きな花火を打ち上げるような、渾身の一冊に取り組んでいます。