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1点知的主義で鮮度よく② 地味服を洗練させる実践編

前回は1点豪華主義がおちいる、賞味期限アウトなやりがちアイテムをご紹介しました。

今回は、1点知的主義 のススメと実践編をお伝えします。

1点知的主義って何?

知的な部分を1点作り、そこをフォーカルポイントにすると、ファストファッションやトレンドスタイルが品良く決まり、バランスが取りやすくなります。

フォーカルポイントについての過去のnoteはこちら。

All知的コーデ、NO知的コーデそれぞれの罠。

知的スタイルは、堅いイメージになるので、結構難易度高くセンスのいいアイテム選びをしないと超無難だったり、野暮ったさが際立ち、着ている本人も全然面白みがありません。

1点だけ知的さを置く重要性。

では、知的な感じを散りばめればいいんでしょう? と安易に考えるのもNG。目線が散ってしまい、ぼんやりと締まりのないコーデになってしまいます。

知的さを1点に置く、このフォーカルポイントで1アクションをスパイスにしてみましょう。このスパイスは、地味な感じは洗練され、反対に派手さや媚びは、上品さが滲みます。

地味スタイルを洗練させる知的ポイント。

地味な服その1.通勤みたいな服。

白ブラウスにネイビーのひざたけスカート、それにベージュのトレンチコート。

どんな形を遊んでも、かなり堅いですね。お金をかけずにこちらを1点知的主義にしましょう。全部やってもいいし、やりたいことだけでもOKです。

1.ブラウスのボタンを1つ多めに開け、後ろ襟を後ろに引っ張る。

2.手持ちであれば、スカートの上からウエストに太ベルトをつける。

3.ストッキングをネイビーのタイツにする。

4.カラーパンプスにする。赤とかピンクとかマスタードなど暖色がベター。

5.ブラウスの袖はくしゅっとまくり、見えないよう輪ゴムで留める。

6.シルバーカラーの太めバングルをつける。2つくらいでもOK。安くてもOK。安いシルバーカラーアクセの選び方は、アルミみたいな光沢のない、なるべくマットなものを選ぶ。シルバーカラーの細い指輪があれば、あちこちの指につけるのもアリ。

7.トレンチを羽織る時は、ブラウスの着こなしを元に戻した後、前を閉めてベルトを巻く。前を開けるなら、ベルトを後ろに結ばずポケットインする。コートをほんの少し前に持ってくるような気持ちでは羽織ること。

寒くなければブラウスのテクと同じように、トレンチの袖をくしゅっとたくし上げて輪ゴムを通して留める。

8.ヘアは巻かない。巻くならワンカールのみ。

9.バッグは小ぶりの黒。

9つアレンジへの解説です。

あくまで白×ネイビータイトの激ベーシックな知的さはステイ。少しの着崩しと手首にポイントを置いてクールな光を取り込みます。ウエストマークで、メリハリ錯覚を生み出しました。同色のタイツで繋ぐと大人の可愛げが出ます。堅い服の時は、バッグと靴の色は揃えない方が洗練見えします。多色使いすると、目が散るので、足元だけ色をつけます。ヘアは巻くとコンサバ感が出るので、トレンドのストンとした感じか、無造作なワンカールがおすすめ。

ブラウスやスカートの素材感にもよりますが、これだけで、かなり洗練されて見えますよ。ただし、いくらネイビーでも、ミニスカでやると単純にだらしなく見えるので、御用心!

コーデの底上げは、基本、何かを付け足すというよりも、全身で行うのが大前提。アイテム自体を差し替えるのは、お金もかかるし、では何を買うの? とまたそこで迷います。

次回は、派手さを上品コーデに変身させましょう!


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