ブラックコーデをそれっぽく仕上げる3つのズルいテクニック
ブラックコーデは何らかの意思を持ってやっている人と、楽ちんだからとやる人の2通りあります。今回は両方のいいとこどり、何か考えてそうだけど本当はただ楽ちんな、冬の黒でのズルい裏ワザをご紹介します。ホリデーシーズンなので、ちょっとしたお出かけにも応用できます。
脚の肌色は見せない。
オールブラックでよくやりがちな失敗は、ボトムと靴との間の肌色を見せてしまうこと。これはどんな着丈でも同じです。
解決法は簡単。ストッキングやタイツでつなげるだけ。脚の部分もコーデの一部分にすると、何かいい感じとなります。ヒートテックレギンスに黒のブーツとかでも大丈夫。レギンスに見えないことだけ注意しましょう。
IラインかAラインを意識する。
オールブラックは、まっすぐなシルエットのIラインか、ゆるシルエットのAラインのどちらかのシルエットに寄せる意識を。
例えば、Iラインならコンパクトなトップス+タイトスカート、まっすぐなシルエットのワンピに。Aラインはゆるいシルエットのワンピを思い浮かべて下さい。お手持ちの服でありますか?
ここで上をゆるく、下をタイトにするYシルエットにすると、何らかの意思がありすぎるモードなイメージになりすぎます。また、コーデ全体が重すぎるので、締め色のはずがボリューミーなボディに見えてしまいます。
また、タイトなトップスにボトムボリュームをつける逆Yシルエットはフォーマルすぎたり、古くさく見える場合があります。昨今のトレンドとは違うシルエットなので、もう少し技のいる難しいシルエットです。
足元はボリュームのないベーシックな形にする。
冬のオールブラックでやりがちなのは、服が地味色だからと足元に存在感のある靴を履くこと。これはミッキーマウス現状と言って、コーデを野暮ったく見せる最大の要因です。
例えば、スクエアトゥとかラウンドトゥだと、ぼてっとして見えます。ごつめのサイドゴアのブーツやシープスキンのブーツは、若作りさと古くささが大きく出るので避けます。
普通の黒パンプスや、きれいな細めトゥのブーツ、バレエジュースくらいの定番型を意識します。色はブーツなら黒で締めて。パンプスやフラットシューズなら黒だと、何かいい感じ度があがります。
もしくは合わせるアウターの色を揃えて。基本はどんな色でも大丈夫です。
ロジカルさで手持ち服の鮮度を上げる。
以上、すぐできる3点を書き出したので、一度ぜひ挑戦してみて下さい。意外な発見があるかも知れません。
黒は誰でも持っているアイテムです。手持ちのワードローブを組み合わせ、効果的にコーデしてみる頭の体操をすると、何気なく着ていた1着が、思いがけずお気に入りコーデの仲間入りを果たすこともあります。
黒は難しい色ですが、その分、オシャレ見えできる色でもあります。上手に使って自分を底上げしていきましょう。