靴選びが少し楽になる、自分の足の測り方

靴が合わない! これはもはや、現代に生きる全人類共通の悩みではないでしょうか? 

時間をかけて試着したのに、高かったのに、痛くないって書いてあったのに、人は靴づれします。我慢して慣れるレベルならいいけれど、もう二度と履きたくないレベルの痛さになる靴、ありませんか? 

今回は本当の基本ですが、自分の足のサイズを簡単に知る方法をお伝えします。

日本製と欧米の靴ではサイズ表記が違う。

難しいので、ざっくりと。要するに、日本製は足のサイズ表記、欧米のものは靴のサイズ表記となります。日本製では23.5センチなのに、欧米の靴だと36インチ(23センチくらい)とかありませんか? ワイズの幅にもよりますが、そもそも表記が違うんです。以下は参考までに。

日本の靴サイズは、その人の足の寸法(足長/足囲)を表した「足入れサイズ」です。
ちなみに、欧米の靴サイズはいずれも「靴型(ラスト)サイズ」。靴型寸法なので表示サイズから靴のサイズをみる必要があります。

超基本の選び方、日本製の靴。

今回は日本製シューズ選びに特化します。
日本製シューズで大切なのは2つのポイントです。メジャーがなければ紐で測り、定規で紐の長さを調べてもオッケー。

1.足の胴回り⇨足の一番幅広い部分をメジャーでぐるりと1周測る。=足囲
2.足の長さ⇨指の一番長い所からかかとまで測る。=足長。
3.足の甲の長さ⇨足を上から見て一番幅の広い所の端から端を測る=足幅。

自宅で測定方したする方法。

足に体重をかけて測るのが鉄則。壁にまっすぐに背中をつけて、白い紙を敷いた上に立ちます。

なるべく誰かに1.2の測り方をお願いするのがベスト。1人でやるなら、なるべく全体重を足の裏にかけるように踏みつける感じ測り、白い紙から足を離して、メジャーのセンチをメモるか、紐なら、そのまま置いておき、紐を測ります。

測ったセンチを探してワイズを知る。

以下は女性用のサイズ表です。それぞれの足長、足囲、足幅で当てはまった所の英字が、ワイズと言われるものです。左右でワイズの違う人が多いことが、靴が合わない大きな原因の1つとか。


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これをメモして靴屋さんにいくと、店員さんが合うものを見つけやすくなります。またネットで買う時にも参考になる場合もありますね。自分のワイズを知ると、靴が選びやすくなります。

ちなみに日本人女性のワイズはCかDが多いようです。

今ある靴があっているかどうかの確認は3点。

次は今、持っている靴のチェックです。これは男性女性、キッズにも共通のチェック方法です。

1.靴の上から親指を押し、1センチ程度の余白があるか確認する。

2.足の1番幅のある所(足幅を測った部分)を指で押し、ここがぺこっと凹みすぎたり、パンパンすぎるものはあっていない証拠。5ミリくらいの余力があると概ね合っている。

自分の足が何型かを知る。

以下が代表的な三型です。日本人はエジプト型が多いとか。親指が長いので、足幅とのバランスが取れず、合わない靴になることが多いのが特徴です。

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長さ、ワイズ、足の形を出してみよう。

この3点をメモっておけば、靴を買う時に少し役に立つはずです。

まずは手持ちの靴でチェックして、クリアしたものを選んでみてくださいね。

次は、購入する時の実践編へと続きます。

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