趣味ー仕事だけじゃなくって良いんだよー
私は、器用貧乏。
ピアノは小学生の頃、音楽系の道に進むんじゃないか・・・?くらいのレベルでピアノが弾けた。でも、音楽で生きていくのは難しい っと誰かに言われて、音楽の道を進むのをやめた。音大に行くには過酷な練習が待っていると音楽系の高校に通っている人に聞いて、嫌気がさしたのも事実・・・に聞いた。超厳しい高校で時代錯誤な気崩せない制服でいる人たちになりたくなかったのもある
スイミングは、どんどん級が上がっていき、最後の級のバタフライまで結構少ない年数で上がった。でもバタフライを扱う1級を間近に、やめた。『まあ、ここまで来たからいいか』
お酒も、飲むのは好きだけどワインとか日本酒とか大して飲めるわけではなく、飲んで酔っ払ってるだけ。
そして英語。まあ、大学も仕事も英語で生きているのでそこそこは出来ているんだけれど、なりたかった通訳にも、留学もしていない。
Mindsetでコーチングを学ぶようになって、仕事のゴール設定から始めた。そして4ヶ月が経った今、ようやく趣味について考えることができるようになった。
そう、私にとって『趣味』は抑圧されていて、呪いがあるのだ。
小さい頃から、ピアノやスイミング、英語が好きだった。でも、中学生になるから、塾に行くから、高校で本格的にやるのはあーだこーだ、、、何もかも、将来しっかりするために、今で言えば『仕事』のために犠牲にしてきた。
母親の離婚を見てきたからか『自分で生きていくことができる状態』になることを最優先にしてきた。絶対に自分の舵取りを誰かに任せず、自分の足で立っていたい。そう思ってきた。
それは、私の40年間の生き様でもあったし、ここ40年間頑張ってきたことは私は誇りに思っている。でも、今、私自身が一番コンプレックスになっているのは、この趣味の領域なのかもしれない。
そう。私には趣味がない。
Mindsetでコーチングを学んで、『趣味も仕事も・・・両方やっていいし、両方がしっかり相関する』ということを知った。趣味を捨てなくても、欲しいものは手に入る。そんなことが完全にスコトーマになっていた。
やりたいことがたくさんある。
● バタフライを泳げるようになりたい
●ピアノは幻想協奏曲を弾きたい
●カメラで子どもたちの写真を撮影したい(自分の子供と会社の子供たち)
私自身が戸惑っていたのは、実は、仕事ではないのかもしれないとここにきて感じる。仕事は順調。ちゃんとゴールを立てて、達成してきている。それは私の確固たる能力で、能力の輪の一つなのかもしれない。根っからの経営者であり、起業家なんだ。
私の前に進めなかったものは、『趣味』なのかもしれない。いや、仕事以外のことなのかもしれない。
私自身を解放してあげたいと思っている。『仕事だけじゃなくって良いんだよ』
もうこの歳だからピアノなんて・・・ バタフライなんて・・・
そんなふうに思ってしまっていた自分と決別したい。
いつだって始めたって良いんだ。
Mindsetの同期の姿を見て思った。
ちょうど昨日、綾野剛のドラマ・オールドルーキーを見ていて、一生懸命、なりふり構わず動いている綾野剛の姿にグッときた。ドラマの世界だから・・・ではなくって、私だってやって良いんだ。みんなだって、やりたいからこのストーリーがドラマになっているんじゃないのか?と思った。
仕事だけじゃなくて何事にも一生懸命。
そういう生き方を自分自身していきたい。
そんな私の気づき。
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