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日本の総合型・学校推薦型選抜で戦いにいく受験生へ

スタディサプリの受講生、カンザキジュクのメンバー、高校での講座のメンバー、私の著書の読者の皆さんへ。

いま「人は変われる」ことが問われているのだと思います。
今までの栄光や生き様に囚われるのか、新たな世界を切り拓くのか、今試されています。

どの受験生もそうなのですが、「自分はこうしたい」という思いが、実は本来解決しなければならないさまざまな課題を捨ててしまうことがあります。

ベン図を描いてみてください。
「課題になること」と「自分がやりたいこと」。
重なるところだけをみていると、課題がこぼれ落ちる様子がわかるでしょう。
「自分がやりたいこと」にこだわりすぎて、大事な課題を見ないことにする。
こういう偏見(バイアス)を人は起こしがちです。
特定の世界に囚われてしまっているように、私には見えてしまいます。

あなたのアイデンティティは学校や部活や課外活動や海外渡航歴だけではありません。
そのアイデンティティはそれ以外の世界にも通用すると思います。
大事なのは「世界に横たわる課題を俯瞰し」「自分を世界のどこに位置づけるか」を自分の手で決めることです。
課題を俯瞰するときに「自分がやりたいこと」を持ち出すと課題が見えなくなる。
そうならないように、自分自身を戒めながら、世界をつくっていく人になってほしいなぁと思います。

私の思いは伝わったでしょうか。
できない、時間がないから諦める。これを言った瞬間にゲームセットです。
今まで培ってきたのは、そういう戦い方ではないでしょう?
いつチャンスが巡ってくるか分からないというのが総合型・学校推薦型選抜の面白いところだと、今までの経験から学んできました。
そのマインドを大事に、最後まで走りましょう!

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