ジャイアントキリング

これは実際に起きたできごとです。

昨日は一日かけて
5月から携わってきた地域の事業所さんたちの訓練会をやりました。
一位は区の代表となり、秋に行われる市大会へ出場します。
私たちが担当する区には常勝チームがあって、
いつもそのチームが区代表になっている。
いわば絶対王者でした。

ところが蓋を開けてみると、
絶対王者のチームは、最下位から２番目
一位にはなれませんでした。

何がこの結果を招いたのか？

今年の絶対王者チームは、
いつもと違いました。
驕りがありました。

自分たちが負けるわけがないと。
その態度が、訓練に表れていました。

では一位になったチームは？
ひたすら楽しんでいました。

そもそも絶対王者チームが勝つことが多い理由は、
圧倒的な練習量にあります。
他の事業所に比べて、練習する時間を多く取れる環境があり、メンバーの年齢構成も若い。
屈強な男性が多くいるチームです。

環境の差がある前提で、
一位になったチームは、「打倒王者」を目指していました。
これを目標に据えて、チーム一丸となり、限られた練習時間で最大のパフォーマンスをいつも目指していた。
何よりも明るかった。
やるときは真剣に、改善点に取組む。
真剣に練習をしたら、みんなで笑い合う。
このシンプルなことをひたすらやり続けたのです。

大会当日
自分たちでやった直前練習
かつてない不調に見舞われていたそうです。

そして迎えた本番
私たちも大会を運営しつつ
力が入ります。

確かにメンバーは緊張していましたが、
一人だけすごくいい顔をしているメンバーがいた。
指揮者の女性でした。
彼女の明るい笑顔が、他のメンバーの緊張をほぐしている。
その笑顔を見たとき、これは勝てると確信しました。

本番が始まり、最後のパート
本来の位置からずれている。
この位置を直してあげたい！と思った瞬間
自然と位置が戻った！

結果はベストタイム
減点もなし

完璧なパフォーマンスでした。

これがジャイアントキリング

神さまはいつも
すごいドラマを見せてくれますね⭐︎

思いは現実になる。
自分たちの状態がどうあるかに集中する。
ここだけに集中して、できることをやっていく。

練習を重ねるごとにどんどんよくなったチームの雰囲気

すべての出場チームで
一番雰囲気がよかったチームが一位となった。

すごくシンプルなことですが
これが勝つということなのだと思います。

まさに思いは現実になるのだと
彼らから教えていただきました。

さあ次は市大会
全力で応援していきます！

今日も豊かな一日を