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スピリチュアルマスターの独り言22「ジャニーズ問題から見える進化の道」

ジャニーズ事務所の問題が、メディアを賑わせている。

私自身は、1980年代の初頭にジャニーズ事務所とメディア、そして政治家達の間で出来上がっている仕組みについての「噂」を聞いていた。

大学一年生の頃、テレビ局のプロデューサーの方の晩酌を一緒に過ごすことがあり、面白半分にその話を振ってみた。楽しいお酒の世界が一転し、とても厳しい顔になり「そんなことを言うなんて!」と大きな反応があった。

18歳の世間知らずの女子大生だった私は、直感で、事実かもしれない、と感じたものだ。

2000年代に入って、インターナショナルスクールの教師時代には、アジア圏出身の母親が、習い事の一環として息子をジャニーズに入れたと聞き、教育とは言い難いことなので止めた方がいいのでは、と勧めたことがある。なんでもさせて鍛えるのが良い母だと、私の言葉は受け入れられなかった。

今、芸能も報道も、メディアが自分達の責任を自覚し、自省番組を作っている。

これは、どんな事件や問題の時にも起こる、誰が悪かったのか、責任を誰が取れば良いのか、と考える、犯人探しのようになる。

その二極的な思考回路が人間の特徴である。しかし、それでは決して発展しないのだ。

ホールエナジーマネージメント®️のファシリテーターコースや、自然律と呼んでいるエネルギーの流れの決まりを知り、賢い判断ができるようになる学びの中では、この両極をマスターすることが、大きな課題の一つになっている。

この課題を研究し、追求すればするほど、いつも良い悪い、どっちが正しい、と両極にのみ思考が働く現実が分かり、面白い程である。自分自身が感情的に反応した時も、次々に思考があーでもない、こーでもない、と考え始めるが、その二次元ぶりに驚くばかりなのである。

誰が悪いのか、という目線ではなく、ここにあるパターンを見出すことに努めてみると、次のレベルへのシフトが始まり、問題を通して、新しいより良い現実を創造することができるようになる。

私が見つけたパターンは、

  1. 問題は見ないようにして、蓋をする

  2. 力や権力、メジャーな流れに乗り、自分の考えと判断を避ける

  3. 海外の判断を知ってから、それに自分の意見と判断を同化させる

以上の三つである。

スピリチュアルという霊性や精神的な成長の追求にも、ヒーリングやチャネリングという他の次元からのエネルギーの有効利用と交流にも、この三つは大きな足枷となる。

スピリチュアルを意識していようといまいと、人間である限り、「自分」を確立させ、自分として生きる、自分を自分で知る、自分のままでいる、ことは、誰しもが学ぶべき基本なのだが、以上の三つはそれを妨げる、大きなパターンなのだ。

  1. 問題や言いにくい、知りたくないことほど、直視して、観察眼を鍛えて真実を見抜き、自分の意見を明確にさせて、自分が取るべき行動を正しく進めていく。

  2. 他の人や、権力に左右されず、自分の判断と考え、意見をもち、それを表現できる安全な社会を作る。出る杭は打たれることなく、育てられる社会に発展させる。

  3. 才能ある人を見抜き、無条件の愛で育てることができない我が国では、個性的な人が海外に自分の居場所を見つけることが多い。海外で認められた人は、無条件で受け入れ、褒め称え、認めるが、自国で唯一無二の個性を見出し育てることができる、権威ではない愛の教育者を育てる必要は切迫している。

今回もイギリスのBBCが報道したことがきっかけで、この話題に火がついた。他の国で取り上げられたから、大きな話題になったのである。

自分がない、
人に合わせる、
人の期待に上手に応えられることのみが評価される

そんなパターンを、日々分解し、新しい、素晴らしい、魂の才能への道を切り開いているのが、私達の学びであり、仕事なのだ。

もうすでに、魂の光を輝かせている仲間達は、私の誇りである。

深刻な顔で悩み、誰かを責めるより、現実に自分を成長させる学びをしていきましょう!


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