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16 滝行報告 その3
いよいよ滝行をする「清滝」に到着。
持ち物は
バスタオル。
水着。
サンダル。
レンタルの白装束。
防寒着。
そしてまた上る。
![](https://assets.st-note.com/img/1696427032510-xsrUiaoE66.jpg?width=800)
さっきの神社と違って
階段の一段の高さが高い。
足を持ち上げ
膝に手を当てて
「よいしょ」って感じで上っていく。
そして途中から
木で作られた階段に変わり
これがまた先程とうってかわって
一段一段が低い。
ちょこちょこと上る。
神社と違って
ゴールの滝がみえているので
がんばってのぼれた。
コンテナのような更衣室が
2つあって
そこで白装束に着替える。
一気に修行僧気分。
身が引き締まる。ようにも思う。
一通りの説明を聞いて
祝詞をあげてもらい
1人ずつ滝へ。
「誰から行きますか?」
との問に
勇気が挫ける前に
「はい。私いきます」
と、1番に行くことに。
![](https://assets.st-note.com/img/1696427164990-A1D8bCFM0O.jpg?width=800)
滝に入って行く時
足元には虹ができているのが分かる。
綺麗。
いざ、滝の下まで連れて行ってもらい
一人になる。
白装束のせいで
気が引き締まっているのか
さほど冷たさを感じない。
![](https://assets.st-note.com/img/1696427376884-fWjh3l64Xf.jpg?width=800)
安全に無事滝行が終えられるように
ずっと祝詞を上げ続けてくれている
途中、水量が変わりちょっと焦る。
入る前に
呼吸についてお話していただいていたので
とにかく吐くことに
意識を集中。
吐く。
吐く。
吐く。
少し落ち着いたのも束の間。
合掌していた手の指先か痺れる感覚。
「ん?これやばい?」
と、思いながら
伸ばしていた指先をまげて
手を組んでみる。
少し和らぐ。
「ありがとう、ありがとう…」と
唱えてみる。
そのうち
肩を叩かれて終了の合図。
あー
滝に入れた。
私にもできた。
![](https://assets.st-note.com/img/1696427215005-QEvRsW1T2p.jpg?width=800)
さわやかな気持ちで
次の人へバトンタッチ。
そんなに寒くない。
終わったらガタガタ震えて
即、温泉を目指したくなるのかと
思いきや
身体はあったまっている。
私たち一行は
新滝へ向かうことになる。
その4へ続く
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