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夫の扶養を抜け出したい

ゆむいさんが書かれた漫画

『夫の扶養を抜け出したい』

何度も読んでる。

題名の通り、主人公が旦那さんの扶養を抜けるまでの道のりを描いている。

これは、読んだ時強く頷く場面があったり、くそー!?って嫁側としてイラッとしたり、今の時代には避けては通れない出来事の一つだと思う。

共働きが当たり前になっているが、家事(家の事)は女性がするのが当たり前の風潮はなかなか拭えないんじゃないかと思う。
たしかに、妊娠出産は女性にしか経験ができないことでその間は仕事ができない期間がある。
そんな関係で、まだまだ社会は女性が働きやすい、出世しやすい世界はできていない。

ママが働きやすいとか女性でもキャリアをとか、実現するのってなかなか難しいんだろうなと思う。熱を出しやすい子供だっているだろうし、呼び出しが早い保育園だってあるだろうから。

主人公の旦那さんは、主人公が妊娠を機に夢を諦めたことへの不満?ショックから始まり、家にいること(主婦)が楽だと思っていたようだ。主婦ほど終わりのない仕事は無いと思う。やることが無限にあって、永遠に続く。
だからこの考えを持ってる人は無くしてほしい。いったん自分が1週間でもやってみてしい。

主人公がパートを始めて家事と両立することがしんどくなってきたから助けを求めたが、今まで稼いだ総額を聞かれ「その金額で共働きと言えるの?」と言ったそう。
金額で決まるものだろうか。

ちゃんとSOSを出してるのに!!

ここには私すごく腹が立った!
助けてと言うのってすごく体力がいることだと思うから。

パートだから責任がないなんてそんなことない。それぞれの職場にはそれぞれの課題や問題があって、パートだろうが社員だろうが色んなものを抱えている。

しかも主人公の旦那さんは転勤族だからそれに対応するには正社員で探すのはほぼ不可能だろう。

そんなこんなでたくさんぶつかって、ある時旦那さんが事故に遭った。車との接触事故で(旦那さんは働き詰めで心身共にやられていた。それもあって主人公に強く当たったり、気になる部分が多かったんだと思う)、結構な怪我を負った。

そこから家で休養し、家の状態を目の当たりにして

(子供が帰宅した途端家が散らかるとか、家事はやることだらけとか)

自分が思っていた楽なこととは真逆でたくさんのことを気づいたみたい。

それもあり、深まりきってた溝もちゃんと話をして埋めていこうということで協力しあえるようになったそうだ。

それぞれ違う場所で頑張ってるんだから、何が大変で何をやらなきゃいけないとか分からなくて当然だ。それぞれが歩み寄らなければぶつかってしまう。

女性だから家のことをやって当然とか。
思ってない人もいると思うが、自然とそんなふうに思ってしまっている人も多いと思う。
いや、自然とそうなってるのかもしれない。

今の時代、どんな形であれ男女ともに働いている人が増えている。
旦那の方が収入が多い家庭が多いと思うが(私の周りはそっちの方が多いです。)だからといって家のことをしなくていいことなんてない。

男の人も女の人も協力しあってやっていかないとみんなキャパオーバーになるよね。
お互いが助け合って手を取り合って頑張る。
そんなふうな世の中になっていけばいいなと思う。

私も旦那さんとたくさん話をしてちゃんと協力しあって頑張らないとなぁと思った。


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