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「あの薔薇を見てよ ボウエン・ミステリー短編集」 エリザベス・ボウエン

太田良子 訳  ミネルヴァ書房

エリザベス・ボウエン短編集の中の一つだけ読んだ。ちょっとグレートブリテンのフォークナーみたい。本当?
(2008 02/18)

今日は、どうしてなのかいつも泣いてしまう男の子を描いた短編を今日読んだ。自分の涙が出て来る分析をもくもくとしている姿が面白い。ドライな少年少女ものだったらエリザベス・ボウエン…とも思う。
「パリの家」どこかで出てないかな。訳されてはいるのだけど…
(このあと入手したけど未読…)
(2008 05/26)

エリザベス・ボウエン短編集の中に、誰もがもてあましてるんだ、というセリフがあった。これってボウエンにとっての一つのテーマなのか、と思ったり。今日朝読んだところは、連作?の少女成長物。なんかこの人の場合はあんまり自伝的要素はなさそうに思うのだが…実際はどうだろう?
(2008 05/27)

今日はエリザベス・ボウエンの短編集の方の仕上げ。「林檎の樹」は訳者も後書きで書いてあるように不気味であるけれど、その前の「手と手袋」も考えていくと結構不気味。原題を直訳するとぐるになって、とかいう意味らしい。誰と誰が?登場人物の名前が似ているのと合わせ、ボウエンの見方は独特なものがある…
(2008 06/03)

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