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「人口が変える世界 21世紀の紛争地図を読み解く」

日本経済新聞社 編

移民・人口問題の興味から。イスラエルの対パレスチナ政策はユダヤ人とパレスチナ人との人口の変動から変化する、という説があった。一方自殺率が高いのはロシアと旧ソ連圏の国々(ウクライナ、バルト三国)。ギリシャ正教はカトリックみたいに自殺を禁じてはいないのかな。移民・人口問題に関して今日見たところでは各地域論はあっても全体を見渡したものがなかなかなかったので、その意味では利点か。 
(2014 12/07) 

「人口が変える世界 21世紀の紛争地図を読み解く」を読み終え。
21世紀中頃には、中国を抜いてインドが人口トップになるとか、キリスト教徒の数よりイスラム教徒の数が多くなるとか、いわゆる先進国の中で人口で10位以内に残るのはアメリカだけだとかいろいろ変化が見込まれている。若者は原理主義に走りやすいとか、「暗黒の中世」とかもう少し深く書いて欲しかったところもある。しかし、海外移民の選挙権の問題とか知らなかったことも多かった。
(2014 12/14)

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