使ってる機材の話。


2023年5月27日更新分。

DAW

Presonus Studio One 5 Professional

いまメインで使ってるやつ。使ってる機能に関係しそうなアップデートがなかったので6を見送っています。
Primeがトラック数無制限で使えるので、無償版ユーザーがめっちゃ多いやつ。でもPrimeで使えるプラグインは限られてるからちゃんとArtist以上にしたほうがいいよ、絶対。

じつは標準プラグインを音源含めてかなり使ってて、標準のCompressorでサイドチェインコンプを作ったりFatChannelXTでドラムの被りを処理したりする。バストラックに挿すデジタルEQは基本的にPro-EQ2だし、なんならマスタリングのときにMulti-Dynamics使って帯域整えてる。

エフェクトのクオリティは高いけど、その反面MIDI周りがぼんやりしてるくせにすごく甘やかしてくれるという沼仕様。あとランダマイズなのにパラメータがざっくりじゃない(なくなった)。
InstrumentもMIDIもRewireもごちゃまぜにしてくれるので、作業効率や仕様把握の問題でCubaseとかに戻れなくなる。甘やかし度がLogic Proの比じゃない。

Avid ProTools 2018.03

https://www.avid.com/ja/pro-tools/whats-included-studio

お布施してないので止まってます。大学卒業直前に駆け込みで買った。
前職に就く前に「自分で覚えておくかー」くらいのノリで買ったけどほぼ使ってない。
グレードの再編があったので、アップデートするとProTools Studioになるはず。ライセンス自体が永続版なので、再加入すると数千円くらい高くなり年イチでしか更新できないのですごく微妙…
ただ、ProTools StudioにするとアンビソニックスやDolby Atmosが扱えるらしい(Dolby Atmosは一部チャンネル構成だけだったと思うけど)ので、いつか覚悟が決まったら更新しようと思います。いつになるだろう。

オーディオインターフェース

MOTU 828mk3 Hybrid

いまのメイン機材。音が良い。Mark Of The Unicorn。
MOTUといえば828みたいなところある。ない?
メイン環境はWindows中心なので、USB接続のインターフェースが欲しかったところで中古販売されてた。半分くらい衝動買いみたいなところある。
まだ現行品らしい。マジで?

ただMOTUの機材のイメージ通り、ドライバの仕様がやはりWindowsと悪いっぽい。
うちの環境だとオーディオドライバのコントロールパネルがそのままでは開かず、変更が必要なときは毎回Adminアカウントへ切り替えてる(そうそう変えることはないのでセーフ)。
CueMixも当初はドライバが微妙だったけど(一度アプリを開くと入力が必ずクロックずれみたいなのを起こしてた)、互換モードとか設定して今は安定してる。
ただドライバの仕様が微妙で、DiscordとかOBSにはうちの環境だと音声が全く来ない。ひょっとしたらドライバとアプリケーションやWDM(MME)の相性かもしれないけど。
なので、Macユーザーには文句なしでオススメ。Windowsユーザーならちょっと苦労すると思う。

音は「これ、10年前に販売開始した機材ってホントぉ??」って思うくらい良い。古いハイエンド機材を探して買う人の気持ちがわかる。
繋いで初めてスピーカーから音を出した時に笑っちゃった。
Clarett 2Preも不満はなかったんだけど、これは勝てんわ…ということを感覚で教え込まされる感じがある。強い。

Focusrite Clarett 2Pre

もうメーカーページがなくなってるのでDTM Stationのページを貼ります。
店頭展示機を買いました(また中古扱いかよ)。初代のやつなので、Thunderbolt接続。
第3世代のClarett+ 2Preが現在販売中。

みんな大好きFocusriteの赤いヤツ。Scarlettの上位モデル。
初代のはThunderbolt接続なので、Windowsでも仕様上問題ないがハードウェア要件が厳しい。FocusriteのドライバだとIntel NUCでダメらしく(Thunderbolt接続可能なカスタムPCはIntel NUCベースのものも結構ある)、それで買い替え先にUSB接続のものを探してた。
理論値最速20GB/sの通信規格にものを言わせてバッファサイズは結構詰められる。Thunderboltバンザイ。(Thunderbolt 3以降はこの倍くらい速い。意味わかんないね)

AIRスイッチもあるし、ループバックもある。宅録で使うなら十分なスペックがあるので、ここ3年くらいメインで使ってた。ぶっちゃけAIRモードから切り替えることなくない?
今はDiscord専用機と化してる。たぶんOBSを使う時にもClarett 2Preを使うと思う。MOTUはドライバをどうにかしろ。

余談だけど、FocusriteってWindowsで使う方が安定してる気がする。なんで?

スピーカー

YAMAHA HS-50M

これもページがなくなっちゃってたのでサンレコの記事を貼ります。
これはヤフオクで買いました。やっぱり中古かよ
後継機はHS5。

特性が55〜22kHzとなっているのでローミッドくらいまでしか出ないけど、解像度という点ではめっちゃ良い。ローエンドは感じろ(無茶を言うな)。
現行品と比較してはどうなんだろうか…

インターフェースとの間にラインアンプ(FX-AUDIO TUBE-00J)を挟んで使ってます。真空管ラインアンプが3000円で買える令和、すごない?
真空管は別途購入して交換しました。真空管は沼。
最近パーツを含めてリニューアルしたらしい。

ヘッドフォン

AKG K-701

みんな大好きAKG、2018年に買ったらしい。これは音屋で新品を買ってます。
15年くらい前に流行ったやつ。けいおん!、リアルタイムで見てました…
買った理由は違うというところは抗弁させていただきたい。秋山澪ちゃんかわいい。
後継機がこの間でました。K701-Y3っていうらしい

買った本当の理由は当時の神前暁氏が使用していたらしいというところから。いまはK712PROを使っているらしい。
店頭展示機はなかったものの、他ブランドとも比較して最終的にこれだよな…となりました。Q701はちょっと趣味ではなかったです。
フィット感は良いけど重いよね…ドライバがデカいと重さは増える……

これを買う前はAKG K240Studioをメインにしてたけど、空間の広がりとかを確認するならこっち。
その分ローエンドは若干弱いけど、それを踏まえてしっかり鳴らしきれたらよかろうという気分で使ってる。

普段はスピーカーから音を出してるので、ヘッドフォンを使うのはわりとシビアな調整をする時が多い。
なのでStudio Oneのリッスンバスを利用してSoundID Referenceと組み合わせて使うことがほとんど。補正をするというよりは、ヘッドルームを十分に確保したレベルでバランスを聴きたいという心持ちが強いかもしれない。

余談だけど、SoundID ReferenceはHeadphone Editionなので、スピーカーは補正してません。
というかドライバ複雑じゃない?プラグインで使えたら個人的には十分なんだけど。

AKG K240Studio

"初心者が買う密閉型のモニターヘッドフォンのちょっと良いやつ"ナンバーワン(自分がそうなので)。異論は認める。たぶん2015年ごろに音屋で新品を買った。
これも後継機が出たらしい。K240シリーズ派生しすぎ。

セミオープン(半密閉型)なのでそこそこの遮音性とバランスが良い。ほとんど密閉型みたいな感じ。
でも耳全体をばっちり密閉されるので、K701よりは軽いけどめっちゃ蒸れる。さすがに夏ごろ長時間着けて作業はできない感じ…

SONY MDR-900ST

どこのスタジオにもだいたいあるやつ。「ヘッドフォン貸して欲しい」というと結構な確率でこれが出てきます(偏見)。
引っ越しのどさくさで失くしました。買い換えどうしよう。

さすがにこれ使って2mixを作れと言われたら困るけど、音チェックならまぁ…みたいな位置にいるやつ。
K240 Studioが耳全体を覆うタイプなので、夏場に出番が増える。
どこにでも置いてあるから出逢う頻度も高くなり、結果としてバランスをよく知ってるから使える…みたいな日本人全体の腐れ縁的存在だと思う。

製品保証とかなかったはずだけど、パーツがバラで売られているので修理しやすいらしい。
というかカスタマイズしてる人よくいるよね。イヤーパッドはたしかに微妙だと思う。

マイク

Lauten Audio LA-220

ビンテージ嗜好のLauten Audioが出してる廉価シリーズ(Blackシリーズ)のU87っぽいラージダイアフラムモデル。
LA-220 V2が出たらしい。

元々は定価で$179くらいだったはずなのにFETコンデンサーマイクってあたりがメーカーの趣味性を感じる。
LPF/HPFが付いてるので、録りの段階である程度整えておけるのが良い。ていうかダイナミックレンジがやたら広くてビビる。
セルフノイズもほぼないので、家に置いておくマイクはこんなもんでいいでしょう…という気分になる。

上下の帯域が持ち上がりやすく、人の声やギターとかを録るのに向いてそう。でも囁いたりとかエアリーなタイプの声を録るには、5kHz以上にある子音や歯擦音とかが大きめに録れてしまうのでちょっと注意がいるかも。

Audio-Technica AT-2020

初心者御用達マイク。AG03に直接ぶっ挿した画像がバズってたやつ。
Amazon限定カラーのガンメタリックを持ってます。

ロングセラー製品なのでやたら派生製品があって笑っちゃう。同じモデルのUSBマイクがあるってどういうこと?
作りがしっかりしてるので雑に扱ってもなかなか壊れなさそうな気がする。そもそも雑に扱うな。

特性としては100Hzあたりから少し下がってるので、太さは出ないかも。
その反面2kHzあたりにピークがありそれよりも上の帯域が持ち上がる癖があるので、シャキッとした音になると思う。LA-220より歯擦音には気をつけないといけないかも。

900STにも感じることだけど、定番化したからこそみんな持ってるんだろな(買うんだろうな)というところ。
堅牢性と重量はほぼトレードオフなので、AT-2020はコンデンサーマイクとしてはエントリーモデルなのに重い方だと思う。同じ価格帯でもうちょっと軽いマイク、今ならそれなりにあると思うよ…

その他

FURMAN M-8X2

オーディオ周りの電源は全部これから録るようにしました。さすがにタップの多重タコ足配線はちょっとね…
旧モデルの感覚で買ったら奥行きがめっちゃ短くてビビりました

奥行きが190mmから95mmと短くなりました。

日本エレクトロ・ハーモニックス株式会社 http://www.electroharmonix.co.jp/furman/m8x2.html

他にも安いモデルはあったんですが、全部端子が横向きなので除外しました。アダプタを挿すので、使えない端子が出てくるのはダメでしょうと…

ODK L字コーナーデスク

使ってるデスク。天板がちょっと低い。
普通のI字デスクでも良かったんですが、せっかくだしスペースを広めにとれるL字のほうが便利でしょって感じでこちらに
DTMデスクを買う気にはならなかったですね……

ナカバヤシ オフィスチェア Z0615ブラック

普通のオフィスチェア。これを買う前はパイプ椅子だったので…
こういうのが安く買えてしまうと助かる反面、ちょっと心配になりますね色々と。給料上がらねーかな。

サンワサプライ MA-TB44BKN

親指操作のトラックボール。Kensingtonとかの人差し指トラックボールって操作感が合わなくてあまり好きじゃないです。
PC周りのトラックボールとかUSBハブとかはいまのところサンワサプライが多いかもしれない。あとELECOM(SeagateもELECOMが代理店なんだっけ)

DENON D-MG33-M

20年近く使ってるやつ。HS50Mを買うまではスピーカーシステムの代わりにしてた。
さすがに中のリレーが劣化してきてたまに出力が落ちるようになってる。あとCD読み取り部が死んでてMDトレイの挙動がおかしい(空にしておくとずっと排出動作をしてる)

スピーカーは問題ないし、AM/FM受信機は生きてるのでまだ使いたいんだけど、修理しようとするとたぶん本体価格より高くなりそう。
修理する動画はあるけど、いきなりバラして云々はちょっと怖いかな、というところでだましだまし使ってる。
外部出力がめっちゃあるのが便利で、かつ3.5mmステレオの入力端子が本体正面にあるのがやさしい。この手のやつ、基本的にすべての入力端子が本体背面に集約されがちなので。

なんかスピーカーだけでも売ってたらしい(SC-MG33)ので、プリアンプと繋いでも音が出る仕様なんだろうか。アンプの出力と合わないとスピーカー飛ばしそうでこわい。

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