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セカンドキャリア・ブートキャンプ

昨年、おじさんLCCの代表の金澤美冬さんが中心になって、「おじさん未来研究所」を立ち上げられました。
その最初のサービス「セカンドキャリア・ブートキャンプ」に参加をしました。
以前のnoteにも書かせていただきましたが、人生100年時代定年後の最後のステージをワクワクした働き方が出来るように模索をしています。
そんな模索に光明を照らしてくれたのが、セカンドキャリア・ブートキャンプです。
 
セカンドキャリア・ブートキャンプって、何なのか??
ネーミングからは、とてもスパルタンなイメージを持たれますが、決してスパルタンではありません。
すごく簡単に言えば、自分の強みややりたいこと出来るかもしれないことを顕在化して、それをメンバーでブラッシュアップをして、実際にアクションを起こすところまで行動する講座です。
インプットよりもアウトプットを重視しています。
それにネーミングから想像が出来ない、メンバーが本気で他者のことを考える、そんな場所でした。
そこで、何が顕在化出来て、何が出来たか。それを今回は紹介したいと思います。
 
2023年は私にとって、どんな年だったのか?
定年延長雇用の「福祉的雇用」からの脱却に向かって、やっと行動が出来たように感じた年でした。
今の自分に何が出来るか、何をすれば自分らしい働き方ができるのか。
とりあえず、出た答えは、キャリアコンサルタントの資格を活かすことが出来ないのか。
でも、会社では定年延長雇用の契約社員です。現状ではその資格を活かすことは至難の業です。
だったら、外に向かって出来ないかいと考えました。
そんな時に、SNSで個人向けのキャリアカウンセリングの認定講座を見つけました。
受講料は、とても高価なものでしたが、変化の為の自己投資として挑戦しました。
講座自体は、今までのコミュニティでは出会うことが出来なかった、若い世代が中心です。私が参加をした日曜日のクラスでは、断トツの最年長です。
とても良い学びと繋がりが出来ましたが、認定試験の結果は不合格。そんな時に、セカンドキャリア・ブートキャンプの告知があり、すぐに参加を決めました。
中小企業で、管理層になれなかったので、大手企業に比べると、退職金も多くないです。その状況での選択肢は、定年延長雇用しかありません。
但し、先にも書きましたが、人生100年時代の最後ステージをワクワクした働き方をしたいという気持ちは確固たるものとなっていました。目指すは、年金の支給が始まる65歳以上の働き方を変えること。
セカンドキャリア・ブートキャンプは渡りに船でした。
 
セカンドキャリア・ブートキャンプでは、まずは自分のやりたいかも、できるかも、求められているかもを書き出し、顕在化をしました。自分自身の棚卸です。
やはり、自分の書きだしたものは、キャリアや働き方が占めました。
その時のデータを振り返ると・・
・キャリアカウンセリング(組織内、組織外)
・キャリア勉強会
・1on1の実施
・定年後の働き方を変える
・複業の解禁
・退職金のアップ
など、自分の思いをアウトプットすることが出来ました。
そして、それをもとに、次にやったのが、「代理サーチ」です。
メンバーにアウトプットを形にする方法を考えてもらうことです。
とても多くの気づきがありました。他人のことをみんなが真剣に考えてくれる。とても素晴らしいと思いました。
その先が、この講座の肝です。
これをもとに、実際にアクションを起こすのです。
期限は次回講座までの2週間。ぼやぼやしている時間はありません。
しかし、個人での取り組みですが、FacebookのMessengerグループを作って、意見交換や進捗報告をします。これもとても良い効果がありました。
大小はありますが、メンバーがちゃんと行動を起こしたのです。素晴らしいことです。
さて、自分はどうだったか。
自分が書きだしたものが、キャリアや定年というキーワードだったので、それに関わることを本当に多く考えてくれました。
その多くの中から、3個以上アクションを起こすのです。
3個って、なかなかと難しいですが、メンバーがみんな3個のアクションを起こしたのです。
私も何とか3個のアクションを起こすことが出来ました。
その中で、一つが形になろうとしています。
 
YeLL(エール)という社外人材でのオンライン1on1を実施している会社のサポーターへのチャレンジです。
この会社自体は、取締役の篠田真貴子さんが監訳した「LISTEN」という本を読んで、存在は知っていましたが、業務内容はまったく知りませんでした。
「代理サーチ」で、改めてYeLLの業務内容を知って、まさに「目から鱗が落ちる」思いでした。
昨年、チャレンジして思いが叶わなかった、対人支援が出来る可能性あるのです。
すぐに、サポーター説明会の参加を申し込みました。
説明会に参加をして、さらに驚きました。
約2カ月かかるベーシック講座はすべて無料、講座さえ終了すれば、サポーターに登録が出来るのです。
以前は、試験があったようですが、会社の思いに合わせるように、多様性を意識して、この仕組みに変えたようです。
説明会に参加をして、すぐにベーシック講座の申込をしました。
ベーシック講座では、YeLLの大切にしている、聴く連鎖からの聴き合う組織、聴き合う社会は、本当に共感しました。また、聞くと聴くの違いも納得でした。
聞くは「with Judgement」、聴くは「without Judgement」ということを。
なかなかと聴くが出来ていないのが現状ではありませんか。
まだまだ、中小企業(だけじゃないかもしれませんが)では、面談でマネージャーがマウント取って、勝負終了という、マネジメントがスタンダードになっています。
参加しているコミュニティで、YeLLの講座を受けていることを話したら、すでにサポーターをやっている方が複数見えたことも驚きでした。
ベーシック講座の出会いも新鮮でした。今までのコミュニティの繋がりが、どちらかというとミドルシニアが中心でしたが、ここではもう少し若い世代との繋がりが出来そうな予感がありました。
ベーシック講座も無事に終了、人生始めての業務委託契約を締結、複業というレベルではありませんが、新しい一歩を踏み出すことが出来ました。
これもセカンドキャリア・ブートキャンプに参加をしたからこそのことです。
今は、最初のセッションに向けてのマッチング待ちの状態です。どんな対人支援が出来るか、期待と不安が入り混じる状態ですが、自分の思いを形に出来ることがとても楽しみです。
また、つい先日、YeLLサポーターのコミュニティのオンラインシェア会に参加をしました。
新しい同じ思いを持った方との繋がりは、とても心地の良い場所でした。これからも時間が許す限り、参加をしたいと思っています。
 
まだ、スタートはしていませんが、セカンドキャリア・ブートキャンプで顕在化した、自分のやりたいこと、出来ること、求められていることをとりあえず形にするきっかけは掴むことは出来ました。
これは、一人では出来なかったのではないでしょうか。
セカンドキャリア・ブートキャンプがあって、メンバーがいて、実現出来たことです。
それに、先日にまたワクワクする連絡が、事務局からありました。
4月に「進捗報告会」が開催されます。
メンバーには、定年または定年間際で、転職を決めた方が2名もありました。その方のお話を聞くのが楽しみですし、皆さんの進捗報告を聞くことで、自分自身の次のアクションへのモチベーションにも繋がります。
また、第二回目が同じく、4月から始まります。その時のお手伝いにも手を上げました。
これも参加する方の新しいスタートをお手伝いすることの楽しみやまた自分自身の刺激にもなります。
 
目指すゴールは、65歳以降の働き方を自分で作ることです。
残りは3年です。冒頭にも表明しましたが、65歳以降は人生100年時代の最後ステージです。
振り返ると、楽しく充実した職業人生では、ありませんでした。現実はほとんどの方が、同じような思いで仕事をしていることと思います。
但し、定年後のだからこそ、ワクワク働くことが出来る可能性があるのではないでしょうか。
人それぞれ、環境や状況は違いますが、自分の思いを実現する、そんなヒントときっかけを与えてくれるものが、セカンドキャリア・ブートキャンプでした。
お楽しみはこれからです。
 

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