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Recipe#008 爆撃ジェネクス

こんにちは。
爆弾魔、なるせ ふみ です。

突然ですが、皆さんは「重爆撃禽 ボム・フェネクス」をご存知でしょうか。

重爆撃禽 ボム・フェネクス

2021年10月現在、制限カードに指定されている1枚です。かつては【神風ワンキル】【ノーデンワンキル】というデッキが生み出され、それらのデッキにおけるフィニッシャーとして活躍したことを重く見られ、制限カードに指定されたらしいです。


本日は、この「重爆撃禽 ボム・フェネクス」を使うデッキをご紹介します。

1. 数式300x+300y+a+2800≧8000


このデッキでは、「ジェネクス・ウンディーネ」と「星遺物-『星杯』」の2枚を揃えることで、「憑依覚醒-大稲荷火」と「火霊術」カードの効果ダメージに加え、「重爆撃禽 ボム・フェネクス」の効果2回分の効果ダメージを相手に与えられます。

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勝利条件は

相手のフィールドに元々の攻撃力2200以上のモンスターが表側で存在していること

たったそれだけで、効果ダメージのみで勝利できるという奇抜なコンボが成立します。

~コンボ手順~
工程1.「ジェネクス・ウンディーネ」の効果発動のコストとして「水晶機巧-ローズニクス」を墓地に送り、「ジェネクス・コントローラー」を手札に加えます。

工程2.「水晶機巧-ローズニクス」の効果によりトークンを特殊召喚し、トークンを素材に「リンク・スパイダー」をリンク召喚します。

工程3.「リンク・スパイダー」の効果で「ジェネクス・コントローラー」を特殊召喚します。

工程4.「ジェネクス・コントローラー」1体で「星杯竜イムドゥーク」をリンク召喚します。続いて「リンク・スパイダー」をリリースして「星遺物-『星杯』」をアドバンス召喚します。

キャプチャ

工程5.「星遺物-『星杯』」と「ジェネクス・ウンディーネ」を素材に「プロキシー・F・マジシャン」をリンク召喚し、「星遺物-『星杯』」の効果により、「星杯に選ばれし者」「星杯の守護竜」を特殊召喚します。

工程6.「星杯の守護竜」を素材に「サクリファイス・アニマ」をリンク召喚し、「サクリファイス・アニマ」と「星杯に選ばれし者」を墓地に送って「憑依覚醒-大稲荷火」を特殊召喚し、相手モンスター1体を選んで元々の攻撃力分のダメージを与えます。

工程7.「星杯の守護竜」の効果で墓地の「ジェネクス・コントローラー」を特殊召喚します。

キャプチャ


「プロキシー・F・マジシャン」の効果で「憑依覚醒-大稲荷火」と「ジェネクス・コントローラー」を素材に「重爆撃禽 ボム・フェネクス」を融合召喚し、「憑依覚醒-大稲荷火」の効果により「火霊術」カードを手札に加え、フィールドにセットします。

工程8.「重爆撃禽 ボム・フェネクス」の効果を発動します。「地獄の暴走召喚」の効果で相手のフィールドにモンスターが1体存在している場合、自分のフィールドにはモンスター3体(「プロキシー・F・マジシャン」「重爆撃禽 ボム・フェネクス」「星杯竜イムドゥーク」)とセットされたカードが1枚あるため、1500ポイントの効果ダメージを相手に与えられます。

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工程9.「重爆撃禽 ボム・フェネクス」と「プロキシー・F・マジシャン」を素材に「星鍵士リイヴ」をリンク召喚します。「星鍵士リイヴ」の効果により、「星遺物を継ぐもの」をセットしてそのまま発動し、「重爆撃禽 ボム・フェネクス」を墓地から特殊召喚します。

工程10.「重爆撃禽 ボム・フェネクス」の効果を再び発動します。フィールドのカードの数が工程8と同じ場合、再び1500ポイントの効果ダメージを相手に与えます。

キャプチャ


工程11.ターン終了し、相手のターンのドローフェイズに、「重爆撃禽 ボム・フェネクス」をコストに「火霊術」カードを発動します。これで2800ポイントの効果ダメージを相手に与えることができます。

火霊術-「紅」

【結論】工程8で1500ポイント、工程10で1500ポイント、工程11で2800ポイントで、合計5800ポイントの効果ダメージを与えることができます。
工程6における「憑依覚醒-大稲荷火」効果ダメージが2200ポイント以上の場合、効果ダメージ合計が8000ポイント以上となります。

タイトルの数式は、
x...「ボム・フェネクス」効果ダメージ1回目の時のフィールドのカードの数

y...「ボム・フェネクス」効果ダメージ2回目の時のフィールドのカードの数

a...「大稲荷火」の効果ダメージ、すなわち相手のフィールドに存在する表側表示モンスターの元々の攻撃力の数値

を、それぞれ意味しています。

上記の展開例だと
x=5、y=5 であるときのaを求めるとa≧2200

つまり、元々の攻撃力が2200以上であればよいということになります。

相手のフィールド上に他にカードが存在したり、こちらがさらにカードをフィールドに用意できる場合には、xとyの値が大きくなるため、aの値が小さくてもよいことになります。


2.他の初動組み合わせ


2枚初動 「予想GUY」と「星杯の妖精リース」

3枚初動 「ジェネクス・コントローラー」と「星遺物-『星杯』」と「星杯」モンスター

などがあります。

要は、「ジェネクス・コントローラー」「星遺物-『星杯』」に加えて、モンスターをもう1、2体展開できれば、それだけでコンボが成立するという話です。

3.デッキレシピ

最後に、レシピを公開して締めようと思います。

ボムフェネクスに特化する場合のレシピ

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先日公開した「令和のジェネクス」に爆撃要素を追加する場合

キャプチャ

「切り裂かれし闇」については「ヴィンディカイト」を活用するために採用しているので、爆撃に特化する場合には不要となります。

また、爆撃型では確定2枚初動のため、「スモールワールド」等でキーカードを直接デッキから持って来られるようにしています。

4.最後に

このデッキを使用する場合、相手をちゃんと選んでください。

ネタで笑ってくれるような人なら大丈夫ですが、このデッキを使って人間関係が焼け野原になったとしても、私は責任を取りません。

というわけで、今回はここまで。

したっけ、またね!

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