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Recipe#006 筋肉の美神ルイン

どうもこんにちは。なるせ ふみ です。

突然ですが、皆さんは「破滅の美神ルイン」というカードをご存じでしょうか?

図1

◆既存の儀式モンスター「破滅の女神ルイン」のリメイクカード

◆儀式モンスターのみを使用して儀式召喚すると、2回攻撃が可能

◆儀式モンスターは効果では破壊されない

◆相手モンスターの戦闘破壊に成功すると、破壊したモンスターのもともとの攻撃力分のダメージを相手に与える(いわゆる直火焼きというやつ)

ルインの名前を持っていますが、初代よりも戦闘に特化した別個体と呼べるでしょう。ただ、悲しいことに現代遊戯王はこのカードにこれだけのスペックがあっても非常な裁定を下し、結果としてマイナーカードの山に埋もれてしまいます。このルインの戦闘民族ぶりも、なかなかお目にかかれないものとなってしまっています。

そこで、今回はこの「破滅の美神ルイン」を活用しようという企画です。

では、いきます。


1.戦術/レシピ

前述の通り、「美神ルイン」の特徴は三つあります。

◆儀式モンスターのみを使用して儀式召喚すると、2回攻撃が可能

◆儀式モンスターは効果では破壊されない

◆相手モンスターの戦闘破壊に成功すると、破壊したモンスターのもともとの攻撃力分のダメージを相手に与える

まず第一に思いつくのが、こちら。

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戦闘民族なら、戦闘民族らしく攻撃力をアップさせて致命傷を叩き込むのが道理。というわけで、「メガリス・ファレグ」「美神ルイン」を並べて戦うことにしました。めっちゃシンプル。

さらに、テキストに書かれていない重要なことが1つ、その種族、属性、レベルです。「ルイン」系列のモンスターは全て、光属性/天使族で統一されています。そのため、「サイバー・エンジェル」関連のサポートカードの力を借りられそうです。

図2

特に、この2枚は儀式デッキでよく使用される天使族モンスターです。この2枚は効果を発動できさえすれば相互に手札に加えることができ、手札に足りないパーツをそろえやすくなります。

こんな感じで、光属性/天使族を混ぜ込んだ「メガリス」「ルイン」のデッキがこちら。

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2.展開例/理想初動

展開のパターンはいつくか存在しますが、ここでは代表的なものを1つだけ紹介します。

【初手】「宣告者の神巫」、レベル8のメガリスモンスター、「オフィエル」「ハギト」の足りない方

(1)「神巫」を召喚してからの流れ

「神巫」を召喚して「虹光の宣告者」を墓地に送ります。ここで「虹光」の効果で「オフィエル」「ハギト」の足りない方をそろえて準備完了です。

(2)メガリス展開

レベル8メガリスの効果で「神巫」をリリースしてオフィエルを儀式召喚し、「ハギト」→「オフィエル」の効果で手札に加えた「フール」の効果で連続儀式召喚を行います。

ここでリリースされた「神巫」の効果で「サイバー・プチ・エンジェル」を特殊召喚して「弁天」を手札に加え、「ハギト」の効果で「メガリス・ポータル」を手札に加えておきましょう。

そして、「フール」の儀式召喚の前に「ポータル」を発動しておき、「フール」が儀式召喚に成功した時には、対象をレベル8メガリスとして手札に加えます。

(3)「ルイン」の準備

ここから、「ルイン」を出す準備をします。

まずは「フール」の効果で手札の「弁天」をリリースし、「メガリス・オク」をデッキから儀式召喚します。

「オク」の効果は使用せず、「弁天」の効果で「ルイン」をデッキから手札に加え、「ポータル」の効果で「弁天」を加えて準備完了です。

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(4)「ルイン」を降臨させる

相手のターンになったら、まずは「フール」の効果を発動し、「プチ・エンジェル」「弁天」をリリースして「ファレグ」を儀式召喚します。「ポータル」「弁天」の効果が再度誘発しますので、「弁天」の効果で「オネスト」を、「ポータル」の効果で「弁天」をそれぞれ回収しておきます。

そのまま、「オク」の効果で「オク」「弁天」をリリースして「ルイン」を儀式召喚します。ここでも再び「弁天」の効果が発動しますので、ここで2枚目の「神巫」もしくは「究極時械神セフィロン」などを加えておくとよいでしょう。

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攻撃力強化が不要な場合には、「ファレグ」を出すところを「ベトール」にして相手を妨害したり、「アラトロン」にして自分のフィールドをさらに強固なものにするとよいでしょう。

自分のターンになったらさらに「ファレグ」を呼び出しダブルファレグ、トリプルファレグで攻撃力を10,000以上にまで強化し、ひたすら攻撃に専念しましょう。「ルイン」のおかげで、「ミラーフォース」も怖くない!

3.ワンポイント・カード紹介

(1)モンスターゲート

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見事に「モンスターゲート」も入りました。

戦術はシンプルなもので、「ファレグ」の効果で「美神ルイン」の攻撃力を引き上げるために使います。だいたい6~8枚は墓地に送られると見込んで、1800~2400の攻撃力・守備力アップ、ルインの攻撃力を4000オーバーにすることを目指します。ここで、コストとして「宣告者の神巫」をリリースできると、リリースされた「神巫」の効果で「サイバー・プチ・エンジェル」を特殊召喚でき、その効果で「サイバー・エンジェル」モンスターを手札に加えられるようになり、格段に儀式召喚の準備がしやすくなります。

(2)光属性・天使族たち

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「弁天」の効果で手札に加えられる光属性・天使族を検索した結果、「オネスト」「究極時械神セフィロン」を採用することにしました。

前者は「ルイン」の2回攻撃を生かして、直接攻撃にも等しいダメージを与えるほか、相手のターンに手札に加えておき、相手を牽制するためにも使います。

後者は、除去されてしまった「ルイン」を攻撃力4000にして復活させられるほか、メインフェイズ2で「グスタフ・マックス」を出して相手に2000ダメージを与えるために使います。



いかがでしたでしょうか。

今回初めて儀式デッキを組みましたが、儀式魔法を採用していない異色のデッキとなってしまいました。もうこれから先は普通の儀式はできないのかな...。と思いつつ、新しいデッキの構築に励んでまいります。

では、今回の記事はここまで。

したっけ、またね!


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