若林の定期購読noteに

先日、若林正恭の月1000円のnoteに課金した。noteにお金を払うのは初。定期購読という形と月1000円という絶妙な値段がかなり革新的で少し話題になった。このシステム、僕はかなりいいと思う。というか流行ってほしい。今の日本には「情報にお金を払う」ということと「好きなものにお金を払う」ということを軽視する風潮があると思っている。Netflixや各種サブスクサービスの影響でモノではないものにお金を払う文化がすこしづつ根付きつつあるとはいえこの風潮はかなり強く残っている。特に若者の中で。今の若者はあまりにも無料サービスを享受してきすぎた。自分を含めて。それが正規か非正規か、合法か違法かにかかわらず無料のものを探しては消費するということを当たり前に、何の罪悪感もなくやってきた。音楽、漫画、TV番組からAVに至るまで。その中でネットにあるものにお金を払うということに対して無駄だと思う感情が少なからずあるのではないかと考えている。一回無料という蜜を吸ってしまったらなかなか戻れない。そんな文化はマジでF○CK。それをぶち壊してくれるんじゃないかというのがこのムーヴメント。文化の消費者たちはバンバンお金を払ってほしい。TVで観て「この芸人面白いな」「この歌手好きだな」だけじゃやっぱだめだよ。好きなものにはお金を払わないと。応援ってお金を使うってことでもあるんじゃないかなと思う。「お金のためにやってるんじゃない」とか「気持ちが一番大事」とか言ってるやつはうるせえ。福留も言ってたぞ「誠意は金額だ」って、球界最年長野手だぞ、PLだぞ、怖いだろ。今まではLIVEがそういうやりとりの場だったけど時間やら場所やらと制約が結構多くて中々難しかった。そういう意味でこのシステムは好きな人にお金を払えていいと思う。お金を集めることがこのnoteの目的ではないのはもちろん分かっているけど僕にとってはお金を払えることが嬉しかった。若林がどういう意図で月1000円という値段にしたのかは分からない。半端者やアンチを寄せ付けないためのベストな金額だとも思う。このシステムにいろんな人が参戦してきてほしい。140文字じゃ聞けない話をいっぱい聞きたい人はいっぱいいる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?