備忘録 振り返り ~体調を崩しそうだと感じた時に~
これはいつかの私へ向けた手紙です。その日が来ないことを願うけれど、もし少しでも変調をきたすことがあったら、一番最初にここに来てね。
情報を集めてはいけない
何か社会で大きな事件や事故、災害が起きた時に夜通し情報を集めてはダメ。震災の時も、脱線事故の時もそうだった。あなたのせいで起きたんじゃない。一旦気持ちをニュートラルに戻す。今のあなたにできることは、なるべく情報から遠ざかること。入れるのではなく、離すことが大切。心を刺激しすぎて神経が昂るから。何をしていても耳に入るのだから、何かしなければと自分の心を煽ってはいけない。心が少し落ち着いた時にできることが必ずあるから。
周りの忠告を言葉通りに聞く
周りの人の言葉は決してあなたを責めているのではない。少しでも寝るように、栄養のあるものを食べるように、なるべく外には出ないように。それは全てあなたを心配しているから。眠れなくても、たくさん食べられなくてもいい。少しでも体を休めることが大事。目を閉じるだけでも、横になるだけでも、クエン酸を入れたジュースを飲むだけでも、お菓子を食べるのでもいい。無理のない範囲でできることをしたらいい。届く言葉は決して歪曲させてはいけない。
ひとりの時間を作る
周りの話す内容や音、いつも以上に敏感にキャッチしてる。そんな風に感じたら、まず一人の時間を作ることが大切。外に出られるのならお散歩して季節の緑やお花を愛でよう。鳥のさえずりを聴こう。カフェで手紙でも書きながらお茶を飲もう。お風呂の時間を楽しもう。ちっちゃくても幸せを感じたらセロトニンが出るから。
無理して料理しようと思わなくていい
食欲がなくなるのはいつものこと。それでも家族はお腹を空かせて食事を楽しみにしている。メニュー浮かばないよね、いつにも増して。食事のことを考えるのが苦痛になるよね。だから、食材に下味をつけて冷凍しておこう。大丈夫、みんなお肉があれば満足だから。凝ったものを作ろうなんて考えなくていい、栄養のバランスだってこの際気にしすぎなくていい。焼くだけだったらフライパン一つでいい。オーブンに入れておいたら出来上がる。ご飯を炊くのと一緒に卵や野菜もいれておいたらいい。何とかなるから。文句があったらお金を渡して買ってきてもらえばいいの。心配いらない。
大好きな映画も音楽も本も、時にはnoteも刺激になるから
一度無音の状態に戻ろう。大好きなものだって刺激になってしまうことがあると忘れないで。自己肯定感が低いから、内容に過敏に反応して、人と比較して悪いところを探してしまう。そうじゃないよ、これも私、これが私、受け入れよう。だから今は新しいものを無理して取り入れようとしない。
勇気を出して一旦手放そう
今まで一生懸命努力して、頑張ってやっと手に入れたものたち。どれもこれも大切な宝物のようで優先順位がつけられない。でも、どれも一番と思ってはいけない。今手の中にあるものをよく見極めて。もしかしたら自分で手放す前にこぼれ落ちていくものもあるかもしれない。それは仕方のないこと。その時のあなたにはどうしても難しかったことだから。まずは一度心の真ん中において、大切だと思えるもの、失くしてはいけないものを取り出そう。
自分を大事にしよう
相手からの評価を考えない。自分がしあわせだと感じていたら、自然とひとにもしあわせを返すことが出来る。誰のためではなく、まずは自分のために生きよう。「無事是名馬」なぜか私の大切な人たちは、揃ってこのことばで表す。顔を思い浮かべてみよう。
家族には一番最初に伝えよう
「今こんな状態だから無理ができない、自分でできることは自分でしてね」「体調に合わせて、やれることはするから」正直にそう伝えよう。今回は狭い家にみんながずっと顔を合わせているから、ひっきりなしにごはんのことを聞かれたり、あれして、これしてって言われるのがきつかったね。初めての慣れない仕事も入ってきたり、今までの仕事は出勤自粛で責任を果たせないことが苦しかった。それでも一人で抱えず、まずは家族に伝えよう。
無理してつながりを求めない
寂しいからと言って自分に無理をしてまでつながろうとしない。誘いがあっても、体や心に負担がある時には断る勇気を持とう。たくさんあるうちのこれだけを選んだら不公平になるなんて思う必要はないから。今日は体調がいいからこれをしよう、こちらはもう少し元気な時に参加しよう、声だけでも聴きたいからここに行こう。たくさんある中で全部参加したいのは分かってる。それでも相手のことを考える前に自分軸で選んだらいい。「無理しなくてえらい」「心と体を整えよう」本当に大切な人たちはいつでもあなたを待ってくれるはず。
全部読み切れたかな?途中で泣き出したら、それは危険なサイン。すぐ治療しようね。
ポタージュメンタルでも、上手に付き合っていけば心配いらない。現に、今日だってこうやって未来の私に向けて書いている。まずは不安な気持ちを落ち着かせるためにこれを守るの。安心して、私。
大丈夫、このnoteのことを思い出してえらい。早めに気づいたら泣く日も減るから、そして取り返しのつかないことになるなんてことはないから。
だから、勇気を出して。
私のnoteを見つけて、そして読んでいただいてありがとうございます。サポートしていただけるのであれば、少し離れた場所への取材や学びの場への参加費に充てさせていただきます。