ふめつ

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最近の記事

図書館とわたし

いま一人暮らしで住んでいる街には 商店街に区営の図書館がある。 図書館の存在は、街の住み心地のよさを支えている気がする。 本屋さんに行く前に、一旦図書館にいく。 メイクについての本、レシピ本、節約や貯金についての本、整理整頓についての本を最近はよく借りていて、すぐ近くに図書館があることが本当にとってもありがたい。 小さな頃から本が好きで、親に図書館に連れて行ってもらえる週末はごきげんだったことを思い出す。 自転車の後ろの席にわたしが座るときは父親がピンク色の座布団を敷いて

    • 失った恋のこと

      さようならをして、もう少しで1年経つけれどまだ色濃く頭の中に残る人がいる。 いつも思い出すのは抱きしめてもらってたときのこと。 でも、それもだんだんぼんやり記憶の中身がぼやけてきている。 どんな声だったか、どんな顔してたか、どんなふうに笑ってたか、だんだん思い出せなくなってきている。 大人になってからのほうが失恋はヒリヒリする、と誰かがどこかで言っていたけれど、それが本当に身にしみてる。 もう二度と会えない人。 もう二度と会わない人。 何が良かったのかわからなくなっても、

      • 宗教二世のわたしの率直な気持ち

        今年は新興宗教のトップが何人も亡くなって、一つの時代の終了を感じた。 わたしも、日本に多くいるであろう某宗教の二世として生まれ育った人間だ。 当事者として、またわたし個人としていま思っていることは、今後の自分の人生においてこの宗教との因縁をどうしていけばいいのか、ということである。 簡単に答えの出せないもやのかかったこの問題。 親を嫌いになりきれない、ような。 否定してしまいきれないし、だけれど肯定もしきれない。 宗教に対して突っぱねた態度を取っていた時期もあって、そうした