宗教二世のわたしの率直な気持ち
今年は新興宗教のトップが何人も亡くなって、一つの時代の終了を感じた。
わたしも、日本に多くいるであろう某宗教の二世として生まれ育った人間だ。
当事者として、またわたし個人としていま思っていることは、今後の自分の人生においてこの宗教との因縁をどうしていけばいいのか、ということである。
簡単に答えの出せないもやのかかったこの問題。
親を嫌いになりきれない、ような。
否定してしまいきれないし、だけれど肯定もしきれない。
宗教に対して突っぱねた態度を取っていた時期もあって、そうした