Daily Log Tue 26 Sep 2023


S&P500(SPY)はGap downでopenし引けにかけて平均以上の出来高で続落し150dmaをStress test、$4273.53でcloseした。27%の株式が上昇、U/D Ratio 0.5。Energy, Oilers, Biotechnologyが上昇を主導、Utilities, Miners, Casinosが下げを主導した。

全ての主要指数が出来高を伴なって下落しcloseした。前日比の出来高ではTotal Volume及びすべての主要指数で増加した。Nasdaq(QQQ) -1.5%、S&P500(SPY) -1.5%、DOW(DJIA) -1.2%、Russel2000(IWD) -1.3%。全ての主要指数およびRSP、QQQEが同じような推移をたどった。Russel2000及びDOWが下落を先導しており、続いてS&P500が30週MAのStress testに入りNasdaqも後を追う形になっている。

SubMarketレベルではすべてが出来高を伴なって下落し、中小型は引き続き200dma下で推移しており、大型バリューは200dmaをUnder cut、大型グロースは2点山のネックラインを割り込み150dmaを目指して下落している。グロースよりバリューセクターが先行して下落している。

Sector&Groupレベルでは、オイル関連・保険関連・Biotechnologyを除いてディフェンシブも含めすべてのセクター&グループで資金流出が見られた。

個別株のLeadership Levelでは引き続きPivot Breakoutが機能している銘柄は皆無でありSetupの数は減少しつづけている。

<まとめ>
S&P500は2点山のネックラインをUnder cutし150dma(30週MA)をStress testしており、Nasdaqも後を追っている。Russel2000とDowが下落を先導しており、続いてS&P500、最後にNasdaqが後を追うように続落している。主要移動平均へのPull backは出来高を伴なっており健全な押しとはいえず、S&P500や30週MAもUnder cutしてくる場合は長期的なトレンドの見通しも変わってくる。 Sector&Groupではオイル関連および金融保険、Biotechnologyの一部銘柄を除いてすべて続落している。ほぼすべての既存リーダーグループが150dma(30週MA)へのStress testに向かっており、CHIPSはUnder cutするのは時間の問題であるように見える。現状はSetup形成銘柄は皆無であり、再びSetupを形成するグループ及び個別銘柄が見られ、指標が上向くまでは無駄な取引を避けキャッシュポジションで待つ。

<Watch List>
ESTC, ACIC, ANF, DELL, VRT, MNSO, ATVI, PSN, EDU, MLTX, NRP
※これらは市場全体が下落圧力にある中で強いRSを保ち私の規律を満たすSet upを形成また形成する可能性が高い銘柄たちである。しかし、近くに売り供給がなく最高値にいる銘柄はANFとDELLのみである。この2銘柄でさえグループのEdgeをまだ満たしておらず完璧な銘柄は現状でゼロである。無理して取引する必要はない。

<Active list>
ANF, DELL

<補足>
今のマーケットではオイル関連、保険関連、一部のバイオ銘柄のみがワークしているが、自分のEdgeでは購入可能な位置にある銘柄はゼロである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?