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2023年11月15日 23:25

S&P500(SPY)は大幅なGap upでOpenし引けにかけて高値圏を維持し＄4495.7でclose、前日比の出来高は減少した。79%の株式が上昇、U/D Ratio 2.6。Blockchain, Aerospaceを除くすべてのGroupが上昇し、Solars, Genomics, Bankingが上昇を主導した。VIXは低下し、長期金利とドル、オイルは下落、中小型グロースが上昇を先導した。

主要指数はCPIの発表ど同時に急騰しGap upでOpen、引けにかけて高値圏を維持してcloseした。前日比の出来高はTotal Volumeと全取引所で大幅に増加した。 Nasdaq(QQQ) +1.93%、S&P500(SPY) +2.14%、DOW(DJIA) +1.43%、Russel2000(IWM) +5.49%。10/30の上昇の試しから今日で12日目、11/1のフォロースルー日から12日目。Russel2000への資金流入が拡大した。

SubMarketレベルではすべてのクラスに資金流入が幅広く拡大し、グロースから中小型バリューへの資金流入も生じた。長期債に大幅な資金流入が生じたことで長期金利は低下した。

Sector&Groupレベルではこれまでには見られなかったレベルの幅広いセクター&グループへの資金流入が生じ、健全なローテーションが行われた。先導Groupは主にAI関連のSoftware・Chips・Home Builidngsである。

個別株では引き続きAI関連のSoftwareとCHIPSからSetup形成中の銘柄が多く見られ、DKNGなど一部の先導株候補は買い場を提供した。一方で大半の先導株候補が移動平均を待たずに素早く上昇しており、市場の地合いの強さが伺える。今見返すと先週の火水木の3日間の横這いから金曜のHVCまでの間がBoiled Zoneで初回の買い場を見逃した可能性があり、上昇相場では主要指数の浅い押し目での煮詰まり期間に照準をあわせる必要がある。

<まとめ>
主要指数はCPIの結果をうけて急騰、Gap up Openした後引けにかけて高値圏を維持してcloseした。特に注目だったのはRussel2000への出来高を伴なった資金流入が生じ50dmaをUpper cutしたことである。また、2日連続で大幅に52週high lowが改善している。割安株への資金流入から始まり、オイルを中心とした資源関連から流出した資金はAI関連の若い中小型SoftwareからChips、大型グロース、そしてHome builidingやMachineへと資金がローテーションし幅広いGroupへ拡大している。今回のフォロースルー以降で出来高を伴なった買いが入ってきた大半のテクノロジー銘柄は、指数が下落調整中に日足レベルで弱いRSを示していたものであり、安値から一気に急騰している。一方で週足レベルではRS zoneでの大口による在庫集めが完了し上昇に向けた煮詰まり期間をほとんど提供せずに今日の主要指数の急騰で移動平均を待たずに飛び出した銘柄が多い。勉強不足でBoiled zone(11/7~10)における早期の買い場に会った銘柄が数銘柄あり逃したが、焦らずに自分のEdgeに従い整った銘柄は無心で片っ端から買いを執行していくこと。心理的なスキル不足で行動に葛藤が生じたらトレードは確率に賭けるギャンブルであるという言葉を唱えよう、大丈夫キミは強い、キミはできる。

<監視Group>
Computer Software

<Watch List>
DUOL, PLTR, AEO, MNSO, NVO, DKNG, PDD, PATH, VRT, NOW, VRNS, INFA、MDB、NVDA, PINS, VERX, KD, QLYS, PSN, DELL, FCN, MSTR, CAH, AVGO, ADBE, SPOT

<Focus list>
PLTR, DKNG, PINS, PSN, DUOL, MDB, INFA

<Active list>
PLTR, DKNG, PINS, PSN