Market Diary Tue 5 Sep 2023


S&P500はUptrend BP$4455 Above, Market cycle +5daysでOpenし$4496.83でclose。26%の株式が上昇、U/D Ratio 0.7。Communications, Energy, Growth Stocksが上昇を主導、Home Construction, Transports, Medicalが下げを主導した。

Nasdaqを除いて全ての主要指数がマイナスでcloseし、DOWを除くNasdaq及びS&P500は前日比で増加、Total Volumeも前日比で増加したNasdaq(QQQ) +0.1%、S&P500(SPY) -0.4%、DOW(DJIA) -0.6%、Russel2000(IWD) -2.1%。Nasdaqは始値を保ちその他主要指数より底堅く推移した。DOW及びRussel2000の下げ圧がきつく50dmaをUnder cutした。50dmaをStress testする場合は出来高を伴なった反発が生じるのか確認したい。

SubMarketレベルでは大型テクノロジー以外ですべて50dmaをUnder cutした。バリューセクターで出来高を伴なった売りが入り、小型の売り圧がより目立っている。一方でテクノロジーはバリューより持ちこたえている。

Sector&Groupレベルでは、健全なローテーションは継続中。しかし、Home Constructionが50dma上から再度売り込まれUnder cutしており、IndustrialやMaterialsなどのシクリカル系及びディフェンシブ系も資金流出が見られた。またオイル関連もストーリングが見られた。一方でSOFTWAREを中心にテクノロジーグループが持ちこたえており、これまでの調整時とは逆の状況となっている。

個別株のLeadership Levelでは、引き続きテクノロジーから特にSoftwareを中心に多くのStage1B・Stage2A・Stage2-2で新たなSetup形成銘柄が多く見られている。

<まとめ>
上昇の試しからフォロースルー以降の出来高の入り方と価格を考慮すればNasdaqとS&P500は50dmaをStress testする可能性は自然であり、50dmaで出来高を伴なった買いが入るのか確認したい。52週High Lowオシレーターが0ラインを割り込んだ点も懸念事項である。また、オイル関連や建築資材関連を含むシクリカルセクター、ディフェンシブ関連にストーリングや出来高を伴なった売り抜けが見られている一方でテクノロジーセクターでSetup形成銘柄が増加しておりこれらのBreak outの多くが機能するか崩れるのか監視する必要がある。崩れるのであれば主要指数は再度50dmaを割り込んで調整に入る可能性がある。無駄な取引をしないように環境認識と事前プランを抜け目なく行いエントリーする銘柄を絞ること。

<Watch List>
AFRM, UPWK, ALKT, ZTS, MNDY, ALRM, NCNO, ESTC, ABNB, KD, RPD, HAYW, ACMR, LOGI, ROKU, INFA, PAR, SPLK, TEAM, DCBO, NTNX, WDC, COIN, ALGN, ACIC, EH, DMRC, ORCL, CELH, APPF, ANF, ROIV, CDLX, CLS, XPEV, NVDA, GOOG, FRSH, FSLY, SPNS, GAMB, OLED, APP, VRT, CVNA, WOR, STRL, VTEX, BBIO, IOT, NVO, MDB, ANET, ARRY, LULU, DUOL
※これらは市場全体が下落圧力にある中で強いRSを保ちSet upを形成している。その大半がSOFTWARE CHIPS Groupである。

<Active list>
UPWK, KD, IOT, NVO


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