Daily Log Thu 30 Dec 2023

2023年12月1日 22:09

主要指数はそれぞれ異なる推移を辿った。QQQは午前中下落し引け際に反発し下落幅の3/2を取り戻し、SPYは始値を取り戻した。DOWは他主要指数とは対象的にGap upで寄り付き引けにかけて力強く推移した。Russel2000はDOWに次いで底堅く推移した。Nasdaqに構成される大型テクノロジー関連株が失速する横でDOWとRSPに構成される時価総額の多きい割安なバリュー株関連、ディフェンシブ株関連に資金流入が生じた。 Nasdaq(QQQ) +1.46%、S&P500(SPY) +0.37%、DOW(DIA) +1.46%、Russel2000(IWM) +0.36%。10/30の上昇の試しから今日で23日目、11/1のフォロースルー日から21日目。52w High LowはNASDAQのみ悪化、10dmaと20dma上で推移する株数は過去の調整水準に達しており、全主要指数の騰落線は下降しており日足レベルではダイバージェンスが生じている。IBDでは本日がNasdaqのみ売り抜け日＋1日となっているが、11/29(水)のGap up後のGap全埋めした足も明確な失速日であった。

SubMarketレベルではARKKやIPOに構成されるようなSoftwareを中心とした若いテクノロジー関連株に加えて大型テクノロジー株が失速したが、これら以外の中小型グロース関連株とDOWとRSPに構成される伝統的なバリュー関連株に資金のローテーションが生じた。本日は債券が下落し長短金利はやや反発した。

Sector&Groupレベルでは市場の上昇サイクルを先導してきたSoftware関連の若い中小型テクノロジーに加えて大型も失速が生じ、その脇でDOWとRSPに構成されるような伝統的なバリュー関連Groupに資金流入が生じた。また、一部の資源、投資銀行や保険、バイオ・メディカル、Real Estate、貴金属、防衛関連などディフェンシブGroupに再び資金流入が生じた。一方でオイル(USO)は再び大きな資金流出が生じたが、ウランとガスパイプライン系は引き続き強い。

個別株レベルではこれまでTight Actionで推移していたが出来高が増加して10dmaを割り込む銘柄が昨日より増えた。一方で数銘柄は高値圏を維持している。主要指数の調整期間中にTight Actionで21dmaへのCross backを行う銘柄に注目したい。

<まとめ>
主要指数は10dmaをUnder cutしたため、保有銘柄のうち数銘柄がCutされた。次のサポートは21dmaへのCross backである。この期間中に強いRSを示しSetupが整った銘柄に入る準備をする。また、大型グロースが弱含んでおり、その横で一部の資源関連とディフェンシブに資金流入が生じている。現在21dmaへのCross back待ちの先導株候補群が健全に引き戻しされるのか注目している。心理的なスキル不足で行動に葛藤が生じたらトレードは不確実性の塊であり確率に賭けるギャンブルであるという言葉を唱えよう。大丈夫キミは強い、キミはできる。

<監視Group>
Computer Software
Consumer Education

<Watch list>
PINS, KD, LOPE, ANET, MHO, PSN, PGTI, DASH, BSY, IOT, DUOL

<Focus list>
KD, AVPT, LOPE, IOT

ポジション管理

＄PINS
21dmaが購入エリアを上回ったため、Sell stopを21dma下まで移動。この時点で約＋10%、損益分岐点は確保。日足レベルで疲弊しており、Base in break のPivot levelを割らずに再度base形成に入るか注目し、新たなPivot形成からBreak outがあれば増し玉を検討。