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日常に選択肢が溢れすぎている

小豆島ショートトリップを終え感じたことを少し。


小豆島には(というか、地方ではほとんど?)選択肢が多くない。

「選択肢がない」は時にマイナスだけど、プラスに働くことがある。


特に現代の都心部だと何もしていなくても街を歩けば選択肢だらけ。
お昼ご飯何にしよう?と思えばまずジャンルの選定から。
定食?イタリアン?中華?カフェ?多国籍?

ジャンルが決まれば次はお店決め。
インスタで検索?食べログ?それともこないだ見つけた新しくできたあのお店?


ご飯を食べると決めてから、たどり着くまでにいくつもの選択肢で迷う。
常に何かしらの情報に晒されている。
認識していなくても脳は情報を受け取るから、そりゃー現代人つかれとるわ。


小豆島だとまず大幅に情報が減る。
ジャンルも多くない。チェーンもほとんどない。
そして、営業時間も大幅に短く営業日も少ない。


街歩いていても勝手に目や耳に飛び込む情報がほとんどない。
(都会だとよく音楽がながれたりネオンがチカチカしたり刺激的)


さらに、夜になるとしっかり暗い。
煌々と営業し続けるお店もないので、夜になると夜を感じることができる。


それってめちゃくちゃ大事で、
「夜は暗く朝は明るい」を体感するのは都心部だと難しいので。



人生に疲弊したら小豆島に行けばいいと思う。ほんとに。
魚釣れば食いっぱぐれないし、テントがあればどこでも寝れるし。



お金が〜とか、仕事が〜とか、悩んで自己嫌悪するくらいなら、
小豆島で釣りなり狩猟なりして生きる逞しさを磨いたらいいよ。


小豆島からフェリーに乗り兵庫県姫路市に到着して久々のシャバ気分で歩いてみあら、
商店街のうるささとか食べ物屋さんのひしめき度合いとか、娯楽の溢れ具合とかすーんごい敏感になっちゃうもんね。
田舎から来た人みたいにキョロキョロしちゃったわ。



ひしめき合うからおいしいご飯屋が生まれるという相乗効果はあるんやけどね。



とにかく、現代は選択肢が多すぎるんよ。
みんな地方へ行け!とは言わないけども、毎日疲弊してるなら今の環境を疑った方がいいよというお話でした。

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