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【CIX考察】순수의 시대(Numb) MV



考察第3弾です。


前回の考察はこちらから↓


いつもの如く長々と説明しておりますので、早速考察に入りましょう。





순수의 시대(Numb) MV

순수의 시대:純粋な時代
Numb:麻痺





まずMVの舞台となっている教室について見ていきます。

NumbのMVの黒板ですが、

Episode 01で出てきた黒板と同じです。
(グラフが少し違うのですが関数が同じなので同一とみなします)

Numbの舞台はヨンヒとジニョンがいた教室だとわかります。

舞台がわかったところで、最初からMVを見ていきましょう。

"ヨンヒを傍観するジニョン"をイメージさせる描写でMVは始まります。

MV全体を通して見ると、他のメンバーに比べて"ヨンヒとジニョン"の構図がはっきりと描かれているため、2人は5人の中でも特に強い関係性があると推測できます。

そしてこちらは現時点でCIXの映像作品史上初の笑顔のシーンです。Numbでもこの1回しか出てきませんでした。貴重な笑顔です。

5人で談笑する姿は純粋な時代、楽しかったあの頃の様子を彷彿とさせます。


そんな楽しかった頃の記憶を思い出しているのがビョンゴンでした。

しかしこの後すぐの描写でビョンゴンは、

大切な思い出が詰まった場所が燃えているのをただじっと見つめています。

ビョンゴンと火の組み合わせは今後も出てきます。


スンフンが見つめる先には倒れているヨンヒがいます。

この2人の関係性についてはまだあまり分かりませんが、スンフンもヨンヒのことを傍観しているように見えます。


再びジニョンとヨンヒのシーンです。
廊下は左右を分かつように壊れ、2人の距離はどんどん離れていきます。
まるで壊れていく2人の関係を表しているようです。

そのままジニョンはヨンヒに背を向けて去ってしまいます。


ヨンヒとジニョンの関係の変化になぞらえるように崩壊していく学校。

絶望的な状況ですが、NumbのMVにはまだ希望があると思わせる描写があります。

落ちていくヨンヒに気付いたジニョンがヨンヒの手を掴むことで、荒れていた教室が巻き戻しのように元に戻っていきます。
壊れた関係の修復を表しているようにも見えます。

また、"希望"の話はビョンゴン、ヒョンソク、スンフンにも言えることだと思います。

燃える教室の外側にいたビョンゴンはMVの最後の方で教室の中に足を踏み入れています。

ヒョンソクは手に持っていたルービックキューブを手放し、その場を去っていきます。

横断歩道の上で倒れていたスンフンは立ち上がり、歩き出しています。


このように全員に変化があり、この"変化"こそが"希望"なのではないでしょうか。

ただ、ヨンヒ以外のメンバーは能動的に行動を起こしていますが、ヨンヒにはそれがまだ見受けられません。
この辺りも今後のストーリーに関係するのでは…と予想しています。



NumbのMVはヨンヒとジニョンの関係の変化を学校が崩壊していく様子で表しているとものと思います。舞台も2人がいた教室なので。

またタイトルに関しては、5人がバラバラになる前、楽しかった頃を「純粋な時代」、以前とは違う状況に慣れてしまい、おかしいことをおかしいと感じられなくなっている今の状況を「麻痺」と表していると考えられます。

5人は過去(純粋な時代)と現在(麻痺)の相反する2つの状況の中でもがき苦しみながらも、わずかな希望を掴むために必死に手を伸ばしているのかもしれません。


Numbの考察は以上になります。

一つでも多く新しい発見があったらいいな..と思っております。

次回は'Hello, Strange Place' Story Film Epilogueの考察です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の考察でまたお会いしましょう~ あんにょん!



___+


MVに出てくるこの衣装の後ろに書かれているのは
"私たちは自分のためだけに生まれたのではない"
というキケローの「義務について」という書物の言葉です。

まだ自分のために生きることしかできない彼らに向けてのメッセージ、この物語のテーマのようにも感じます。



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