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オンライン文芸祭2020 古本屋研究会

こんにちは。
日芸非公認サークルの古本屋研究会です。
私達は普段の活動として、散歩しながら街の古本屋さんへ行き、興味を持った本があったらそれぞれ買って、最後に皆で喫茶店に入り買った本を紹介し合うということをしています。
芸祭では、私達も古本を入荷して江古田校舎西棟5階の文芸ラウンジにて「堂々堂」という古本屋を開いたりしています。
しかし、今年はコロナウイルス感染症対策のため、そのどちらもできていません。サークルとして人を集めることもできず芸祭も無くなってしまったので、活動の危機となっています。
こんな状況下にあっても、街の古本屋さんたちは頑張って営業してくれています。そんなお店たちに敬意を払って、今回は筆者(古研副会長)の独断と偏見で選んだ古本屋さんを紹介したいと思います。


エリア:日芸近く

根元書房
日芸に一番近い古本屋さんです。A棟が面する日大通りにあって、外からA棟に向かおうとすると車道の向こう側に見えます。私もA棟から帰るときには、時折立ち寄っています。あまり大きなお店ではないですが、だからこそ凄い密度で古本を置いていて来る人を退屈させない古本屋さんです。

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古書 往来座
鬼子母神の近く、明治通りに面したお店です。芸祭で古本屋研究会が開いている古本屋「堂々堂」への本の入荷など、非常にお世話になっている古本屋さんです。古本屋としては映画、特に旧作邦画に強く、充実しています。また、その他にもこだわりの品が多く、意外なものを発見できるお店です。

BOOKOFF 江古田店
チェーン店と侮るなかれ、武蔵大・武蔵野音大・日芸に囲まれたお店が凡百のチェーンと同じなわけがない。いつも私達がブックオフに求めている安定した品揃えではなく、思いも寄らない出会い、セレンディピティを期待してみても良いお店です。

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エリア:中央線沿線

本屋Title
荻窪駅から青梅街道に沿って歩いて15分ほどにあります。1階部分は新刊書店とカフェを営業していて、時々2階のギャラリーで古本市を開催しています。

盛林堂書房
西荻窪が最寄り。SFや探偵、ミステリーに強く、面白い品揃えのお店です。また、同人出版として絶版となっていた作品を復刊して販売されてもいます。
私も読めないかと思っていた作品、山中峯太郎の処女作「実歴奇談 真澄大尉」を見つけることができました。

にわとり文庫
絵本や児童書を売りにしています。また、なぜかこけしも売っています。癒やされるお店です。

古本よみた屋
吉祥寺に行ったら必ずと行ってよいほど立ち寄る、筆者お気に入りのお店。吉祥寺駅周辺ではこの店舗だけ少し離れた場所にありますが、立ち寄る価値ありです。心理や思想、芸術関係に強いお店です。

百年
吉祥寺の古本屋さん。おしゃれな古本屋さんです。近くには系列店の「一日」もあり、一粒で二度美味しい? お店です。こだわりの新刊書も置いていて、色々と楽しめます。

外口書店
駅前のアーケード商店街「吉祥寺サンロード」に面したお店です。商店街を通るときちょっと見ていくのに丁度いい規模の小さなお店で、行くつもりがなくても立ち寄ってしまいます。

古本センター
吉祥寺駅南口のバス降り場のすぐ近くにある古本屋です。漫画や写真集などサブカル中心で、マニアックな品が見つかるとか見つからないとか。

藤井書店
吉祥寺サンロードを抜けた先にあります。気さくな雰囲気ながら、吉祥寺の古本屋の中でも老舗に入る歴史の長いお店です。

ブックマンション
比較的最近できたお店です。マンションの名の通り、部屋の中に一箱分ほどの場所を借りた小さな本屋がたくさん設けられています。

古本 水中書店
三鷹駅から徒歩で数分のお店です。シナリオや詩歌関係の書籍が多くあります。また、絵本の取り揃えも充実しています。

エリア:その他&イベント

神田古本まつり
もはや説明不要の神田神保町!古本の街は一日掛けてもすべてを回りきることはできません。

ブックスマッキー 川崎店
神奈川県川崎市。川崎市役所前にある商店街のなかにあります。店舗での営業のほか、各地で開催される古本市にも出店されているお店です。

古書サンエー
渋谷駅から徒歩数分。老舗の古本屋さんのようです。実は、実際に店舗には言ったことがないのです…… 池袋だったか新宿か開催されていた古本市に出店されていて、品揃えが気に入って何冊か購入したのですが、いまだ実店舗の方へは行けていません。古本屋研究会として動けるようになったら言ってみたいですね。

公文堂書店
鎌倉駅から江ノ電和田塚駅方向へ大通りを歩いていくとあります。いかにもな外観が古本屋好きにはたまりません。また、置いてある本も個性的でよくよく探せば貴重な本をゲットできるかも、と期待させてくれます。

ハナメガネ商会
よく古本市で見かけるお店です。栃木県に実店舗があるようなのですが、行ったことがないので正直古本市のお店という印象です。いつかは行ってみたいと思います。

堂々堂
本来、日芸祭で開店する予定だった古本屋。来年こそは必ずや。

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以上、副会長による独断と偏見に満ちた古本屋紹介でした。

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