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2024 全関東空手道選手権大会(主催:白蓮会館)のふりかえり


結果

トーナメント参加選手6名中、見事準優勝!

  • 1回戦:3-0 の判定で勝利

  • 2回戦:2-1 の判定で勝利

  • 決勝戦:0-4(引き分け1)の判定で敗北

それぞれ簡単に振り返ってみます。

1回戦

相手は突き主体でガンガン前に出てくる方。
前回の敗北以降、膝蹴りを結構重点的に練習していたので、膝蹴りを出すと結果的にカウンターで入る感じで、自分としても判定で勝った感触がありました。

動画を見返してみると、突きの打ち合いではやや押されています。稽古でやっていた、突きの打ち合いの合間に挟むインローキックと、前述の膝蹴りがうまくはまったので結果としてはいい感じに勝てた、ということかなと思います。

2回戦

1回戦と同じく、突き主体でガンガン前に出てくる方(というか初級クラスは基本このタイプが多い)。展開としては1回戦とほぼ同じですが、相手のボディアッパーが結構強く、前半〜中盤はやや効かされていました。たぶん、ポーカーフェイスで効いてないふりはできていたつもりw

終盤お互いの体力も尽きてきたあたりで、ここでも自分の膝蹴りがいい感じに入って、相手の方が「うっ」となったのも分かり効かせることができた印象です。

最初の判定は1-1(引き分け1)で引き分け・延長戦でしたが、自分のカテゴリは本戦マスト判定なので再判定で2-1の勝利でした。最初に引き分けの宣言があったとき、(ルールは把握していたものの)「もう限界、延長やりたくねー」という気持ちが顔に出てしまっていたと思うのは反省点です。動画を見返すと、相手の方も同じような顔してますねw

決勝戦

相手はなんと同じ道場の方。普段の稽古の感じだと、正直あんまり勝てるイメージが湧きませんでしたw

実際やってみて、やはり力の差を感じます。1回戦・2回戦の主力だった膝蹴りがイマイチ有効打にならなかったのは、多分距離の取り方ですかね。相手が突っ込んできてくれないと有効打にならないという。やむなく、というのと、多少効いてる感覚もあったので下突き主体でがんばって打ち合いましたが、突きの打ち合いは甘めの自己採点でせいぜい互角、時折混ぜ込まれるローキックを完全に効かされて完敗でした。

判定は4-0(1引き分け)。1引き分けは、最後まで下がらずに打ち合った成果だと思うので、自分の中では一矢報いた気持ちですw

前回大会から1年のふりかえり

前回大会の敗退時に立てた初戦突破プランは、以下の3点でした。

  1. 下半身、足腰強化

  2. スタミナ強化

  3. 試合で使えるコンビネーション

結論から言うと、概ね実行できました。

1&2はタバタ式(20秒やって10秒インターバルを8セット)バーピー。
多い時は週3回とかできたのですが、去年から今年にかけてはこどもが生まれたり、膝がイマイチ不調だったりと色々言い訳があって年間平均すると週1-2回程度の頻度だったかなと思います。それでも、最初は8セット目は20秒で6-7回しかできなかったのが、最後まで20秒10 or 11回ペースを維持できるようになったので、着実にスタミナはついたように思います。実際の試合でも、前回は30秒くらいでもはやバテていたのが、今回は1分〜1分半は元気に戦えたのと、終盤もそれなりに動けていたと思います。
太もも周りの見た目も、以前はなかった筋肉の存在を少し感じるようになりました。

3は接近戦で突きからの膝蹴り、あるいは突きからのインローキック。特に前者は1年間継続的に意識して取り組んで来たので、ちゃんと成果が出たなという感じです。先生からもそのようにコメントいただきました。

足腰・スタミナ強化は、基本自主トレなのに加えて、内容的にもかなりしんどくて(最大心拍数190bmpオーバー)毎回やりたくない気持ちとの戦いでしたが、特に2回戦の僅差の判定勝ちを考えると、がんばってやってきてよかったなと思えます。

次回へ向けて

今回一応準優勝でしたので、次回の目標は初級クラス優勝です。それに向けてのテーマは、以下の3点です。

  1. 突きの打ち合いで負けない体幹・筋力と突きの技術

  2. ローキックを効かされず、効かせる

  3. さらなるスタミナ強化

1. 突きの打ち合いで負けない体幹・筋力と突きの技術

思い返せば普段の稽古でも成人男性とのガチンコの打ち合いでは押されがちなので、ちゃんと打ち勝てるようになりたいです。技術的なところは色々知識としては持っているので、それを実践で出せるように日々の組手で使っていくようにしたいと思います。

あとはやっぱり筋トレ。中級クラスの人とかみると、ほぼ例外なくみんないい体してるんですよね。力こそパワー。

2. ローキックを効かされず、効かせる

今回、相手のローキックはほぼカットできておらず、自分のローキックはほぼ有効打になっていません。決勝戦の内容を考えても、最大の強化ポイントはここかなと思います。
相手のローキックはカットまたはポイントをずらして受けられるようになることと、自分のローキックを有効打にできるように、試行錯誤していきたいと思います。

稽古後は、先輩にローキック蹴ってもらって耐久力アップかな・・・。やりすぎると日常生活に支障がでるので気が重いですが。

3. さらなるスタミナ強化

初級クラスでは基本的に2分間動き切れる人は少ないので、スタミナトレーニングを継続してまずは2分間全力で動き切れるようになりたいです。

また、試合中には感じなかったものの、動画を見返すとやはり1回戦が一番キレ良く動けているので、少なくとも3戦はこの状態を維持できるところまではスタミナを向上させたいです。

欲を言えば、常に100%の出力ではなく省エネで勝てる技術も身につけたいですが、それはあくまでも+αとして、やればやっただけ向上する部分にまずは集中したいと思います。

まとめ

フルコンタクト空手の試合はやっぱり怖いし、痛いし(試合後3日くらいは足を引きずってますw)、自主トレさぼってしまったら自己嫌悪になるし、参加に伴うしんどいことは多いです。

が、一方では日々の自主トレ・稽古の張り合いや、敗戦から自分の課題を設定してそれを潰していくことの面白さ、勝った時の達成感など得られるものは多いです。

ただし試合間隔1年はちょっと長すぎて緊張感を保てないのと、PDCAサイクルが回らないので、年2-3回くらい試合があるとほどよい感じかなと思います。自分が出られる試合を少し探してみたいです(とはいえ家庭の都合もあり出場できるかどうかは未知数w)。

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