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うさぎの涙

きょうは、教室で受験生たちと受験対策のお勉強を朝から夕方まで取り組んで、夕方から新中3になる生徒とお母さんと新年度に向けてのお話をしました。

昨日から3日間、地域のお祭りがあって、周りの道路は通行止めになったり、楽しそうに歩く子どもたちや家族でにぎわっていました。

昼休憩にちょっとだけ、受験生たちもお祭りの屋台に並んで昼食がてらいろいろと楽しんできたようです。

チーズハットグを買ってきてくれて、初めて食べました。罪深いカロリーを含有していそうな、そしてその罪深さってやっぱりテンション上がるんだよね、とおいしく頂きました。

夕方からお話をした子は、しっかり将来の夢を持ちつつも、「なれたらいいな」で止まっていて、「それになる!」と決めるところにはまだいませんでした。だから、あれこれ理由をつけて「できない自分」を演出して、自信を失うというところにいました。

初めてお母さんが、「こういう点で成果が出ている、勉強していない割りにこれくらいは取れるんだ、と認めているところも本当はある」と打ち明けてくれました。すると、その子は「そうなの?」と、否定ばかりされる、と思い込んで気落ちしていたところを、少しほっとしたようで、話すうちに少しずつ元気になっていきました。

最後には、目標もしっかり宣言して帰っていきました。

この子も、3月から作文指導をすることになりました。

受験生なのにそんなことする暇ない、ではなく

受験生だからやったほうがいい、むしろ本当に必要なのは表現すること、と理解してくれたお母さんと、その子に気持ちがありがたかったです。


中3になろうとしていてごつくなってきている男子の、うさぎみたいにかわいらしい涙を見られたので、きょうはうさぎの写真にしてみました。

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