見出し画像

キャリアを振り返って、家族で話し合ってみては


ファミリーキャリアを実践するには、

まず、「圧倒的な自己理解」から。


自分自身のこれまでのキャリアを振り返って、

自分を理解し、ありたい姿を描く

ということですが、


自己理解するためにおすすめなのが、

「ライフライン」というフレームの活用です。


ライフラインでは、

生まれてからこれまでの歩みを、

感情のアップダウンで振り返ります。

感情がプラスになったとき、
(例)
・嬉しかった
・楽しかった
・幸せだった
・充実してた

感情がマイナスになったとき、
(例)
・悲しかった
・苦しかった
・つらかった
・投げやりだった

それぞれのときに、自分は
・何をしてたのか
・どんな環境だったか
・何を大事にしてたか

などを見つめ直すのです。


そして、その振り返りの中から、

本当に自分が大事にしたい価値観や、本当に自分がやりたいことを

見出していきます。


ネットで「ライフラインチャート」で画像検索すると、いろいろ見本が出てきますね。




で、ファミリーキャリアコンサルティングでは、

各自ライフラインのワークをやってみた結果をファミリーで持ち寄って、

シェアし合うことを勧めています。


実は知らなかった過去からの想いを知れるのも、とても良いと思いますし、

対話から、お互いの価値観の共通項や補完性を、一緒に見出していくのがポイントです。



その場に私が介在させていただいたり、

ご自宅でやってみた結果を、妻側だけの集まりでグループシェアしたりなど、

いろいろなやり方がありますが、


ファミリーでお互いのキャリアを振り返って話し合うときに、気をつけるべきことって、

「全部を知ろうとしない」

「共通項探しに走らない」

ことだと思うんです。


あー、そうなんだー。

全然違うねー。



って、

まずは違いを認め合う。



話せることだけ話せばいいんだ

と、心理的安全性を確保する。



だからこそ、

共通項が見つかると、ありがたくて嬉しいし、

違いを、お互いを補完し合えるメリットと認められるのではないでしょうか。



私自身も、キャリアコンサルタントを志して講習を受講していたとき、

ライフラインを書いてみて、

気づいたことを夫に(猛烈に話したいところだけ)話して、

聞いてもらったりフィードバックを得たことが、

改めて自己発見につながったな、という体験があります。



なんでもないときにキャリアの振り返りを話し合うって、

転職のときとかに慌てて話さなくても、相互理解のベースを築けるので

マジでおすすめです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?