後手後手は、こりごり。#福ログ【Vol.240】
関係者が多くなると、意思決定の重さは関わる人の数だけ重くなります。
そのため意思決定に慎重になり、スピードは遅くなります。
そして遅くなった分、早めに決めていたら得られたであろうものを得るのが遅くなり、抑えられたであろうリスクは抑えられずに影響を受けます。
この事態を回避するためにまず必要なのは、情報と分析力と先見性ではないかと思うのです。とどめに一貫性がキモだと思います。
情報を整理し、分析して、先に生じる最大のリスクを予想し、一貫性のある策を講じることが、意思決定には必要だと考えます。
ここ最近の世の中の動きを見ていて、そう感じているこの頃です。
策を講じるのが遅くなり、気づいた頃にはリスクが爆発し、そのタイミングで策を講じるも、時すでに遅し。新たな策を講じると、初回の策をかき消すことになり一貫性がない。
後手後手に回り、混乱が混乱を招き、悪循環に繋がっていきます。
たとえば個人で投資をしていたとして、どこで損切りをすべきか判断することだけでも意思決定は容易ではありません。
規模が大きくなると尚更大変だとは思いますが、後手後手に回らないように組織や国は動いて欲しいものですね。
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