分散型SNSが世界を変え、中国を滅ぼす。
- メタ(facebook), bluesky(Twitterの創業者が作った), nostr をはじめ多くの会社か分散型 SNS に進出している。
- 分散型 SNS が流行すると世界を変えてしまう可能性がある。
- 政府の検閲/削除ができないので、中国やロシアが(ちゃんとした)民主化をしたり、中国が分裂する可能性も秘めている。
- 日本にとっては、分散型SNSのメリットはあまりない。
- 米国にとっては、分散型SNSが流行ると中国などで米国の影響を加速できる。
- 分散型SNSは米国と、非米国的価値観の国との闘いなのかもしれない。
分散型SNSの特徴:
- 分散型SNSはデータが分散しているので政府の意図的な検閲、削除がむずかしい。
- 分散しているので中国の金盾や国家間のIPブロックがきかない事が多い。
- ユーザー全員が秘密鍵を持ち、プライバシーは保全されるかもしれない。(nostr系のDMはあまりプライバシーないらしい)
- 昨今はプロトコルベースの分散SNSも増えてきている。プロトコルはただの共有の通信手順でしかない。プロトコルとして広まった分散SNSは消えない。
- nostrのプロトコルを見てると、仕組みが簡単すぎて、政府がブロックできない。至って、普通のJSONなので、いちいち中身をスキャンしないとブロックできないし、中国で全データをスキャンするのは不可能。ブロックチェーンなどのように特殊なポートなど使っていない。
- アラブの春のようなSNSのによる民主化運動が、世界中で起こるかもしれない。
- 日本は分散SNSの恩恵はない。日本は世界的見てネットが自由すぎるし、サーバも通信も安定性も高い。分散化すると遅くて検索が遅く不正確になるのでメリット薄い。すでにnostr系も日本では過疎ってきた。
- ネットが検閲や制限されている非常に多い。中国、ロシア、ミャンマー、シリア 、イラン 、エチオピア 、ウズベキスタン 、キューバ 、ベトナム 、サウジアラビア 、バーレーン 、パキスタン などなどである。米国との関係に問題がある国が多い。
- 分散型SNSは米国と、非米国的価値観の国との闘いなのかもしれない。
分散SNSには普通に中国政府への批判が書き込まれてきている。分散SNSは、米国と米国の価値観を共有しない国との闘いになるかもしれない。
Web3.0などの分散化テクノロジーはもともと、こういう様々なことへの民主化がテーマだった。「政府と大企業からの開放」しユーザデータの民主化である。分散化と暗号化でプライバシーの保全し、広告や大企業や政府からのコントロール( 認証情報、データのユーザへの帰属、検閲、削除、検索順位の操作 )から逃れるのが本来のWeb3.0だった。分散化することが大事で、ブロックチェーンなどは必須ではない。
2022年はWeb3.0(Web3?)がNFTやDAOや時価総額などなどの投資家のオモチャになって悲しかったが、2023年はWeb3.0が分散化SNSの影響で本来の形になるのかもしれないし、ならないのかもしれない。お金にはならないけど。
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