LINE botの非技術者向け作成手順マニュアル。(ブラウザだけで作ります)※旧バージョンなので今は役に立たない

2016年は急速にbotの時代になる 

にわかにline botのおかげで盛り上がってきました。個人的にはものすごいことが起こると思っています。botがなんですごいのかわからない人がいます。ひとつの例を出します。

例えば三河屋botがあったとします。

午後の3時くらいに「ちわー、三河屋ですー。」とbotから挨拶されます。たまたま、ビールが切れていたのでチャットで注文します。

「アサヒのスーパードライ、ロング24缶、17時までにもってきて」

とレスをします。

すると、

「アサヒ スーパードライ 500ml缶×24本、2016年4月9日17時までにお持ちします。よろしければ、はいを返答してください。」

これで、「はい」と返答するだけで、購入できたりします。

今までのECサイトと違いbotが勝手に注文を取りに行きます。

今までのECサイトと違いフリーワードで注文をできます。

今までのECサイトと違いidパスワードやメールアドレスの認証がいらない。話しかけた時点でユーザー認証している。

今までのECサイトと違いurlもアプリもいりません。

あらかじめLINEのユーザー情報とひも付けていれば、配送先や支払も自動で出来ます。

なにより、UIが無いので楽です。

Webの一部とメールとがチャットインターフェイスに置き換わる可能性が高い。

これから、いろんなものがチャットのインターフェイスに置き換わる可能性が高いです。空気を読めないwebのフォームではなく、チャット方式になると思ってます。すでにユーザ認証できていますし、過去のログもあるので、空気を読めるから使う方は楽です。また、UIもシンプルです。年寄りでも使えます。

また、単なるメールやメーリングリストの代わりとしての運用もできます。ここ数年、メールの訴求力はガタ落ちです。メールマガジンモデルもLINEに移行すると思っています。当然、月額課金メールマガジンもLINEやチャットインターフェイスに移行すると思っています。botに返事をすることで商品を買ったり、お布施をしたりできるからです。

LINE botは技術者でなくても開発できる

botを作るのは難しくないです。LINEが用意して頂いた設定画面もシンプルで非常に分かりやすいです。iPhoneからでも、がんばれば作れます。実際、このマニュアルも大半iPhoneで作ってます。

非技術者向けLINE botの作成説明を以下に書きます。サーバーのユーザー登録から書いています。スクリーンショットを多用して一つ一つ説明します。

しかも、大半が山手線の中でiPhoneのブラウザで作ったBotなのでスクリーンショットがほぼ大半iPhoneです。

ただし、全部iPhoneで作れるかっていうと、よく分かんないので、PC推奨です。

ただし、普通に、コピペしたり、Webを触ったりメールアドレスを所持している程度のITスキルは必要です。だいたい鳥貴族3回分の値段です。少し高いのは流行りだからです。鳥貴族で無能な上司や愚痴しか言わない同僚と3回ほど飲むより256倍役に立ちます。また、botの開発の仕事を受けたらこの100倍以上の単価取れます。(ビジネスコネクトとか、bot機能あるとすごい高い)ここではオウム返しbotを作ります。

月額515円さくらインターネットのサーバーに契約する必要があります。AWSやazureで作るのは非技術者には面倒臭いからです。LINEのアカウントとパスワードが必要です。縛りなどは無いのでBOTを作った跡は解約しても問題ありません。また、本文章末尾に僕の個人用のLINEのQRコードをつけますので、質問を頂いてもかまいません。

※ @LINEを使っていると動かないことがあります。

※あくまで、LINEさんもTrial(本番ではない)のため、動作が不安定なことがあります。友達も50人までです。作ったら動かなかったけど、「ほっといたら動いた」などの報告もあります。
http://qiita.com/betchi/items/8e5417dbf20a62f2239d#comment-2783fa730642f6a6089c 

※別にロリポップでもHerokuでも動きます。ブラウザだけで作りやすくて、非技術者でも説明が楽なのはさくらインターネットだったので、そうしているだけです。

※エンジニアの人はQiitaなどを検索すると、これより良質で生産性の良いものが出てきます。これは非技術者向けです。JSONとかSSLとかコンソールとか分かる人はこのマニュアル意味無いです。これは無理矢理ブラウザだけで作ってます。

ここから先は

5,213字 / 41画像

¥ 9,800

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?