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次の100年に向けて福山城の魅力を発信!築城401年を彩る「カツナリ・デ・ナイト」とは

2023年も新しい福山城をたくさん楽しもう!

2022年に築城400年を迎えた福山城。この記念の年を祝うために「福山城400年博」と題し、様々なイベントが開催されました。8月27日(土)・28日(日)のオープニングイベントからはじまり、福山城ライトアップ点灯式、福山城博物館リニューアルオープン記念式典、福山城あかりまつり、チームラボ「福山城 光の祭」など、みなさんの記憶にも新しいのでは?

しかし、福山城のポテンシャルは1年だけで味わいつくせるものではありません!そこで、築城400年の盛り上がりを築城401年(2023年)にも繋げ、福山城の魅力をさらに多くの人に知ってもらうために企画した、新プロジェクト「カツナリ・デ・ナイト ~福山城魅力創出イベント~」の開催が決定しました!

昨年リニューアルされた福山城

「カツナリ・デ・ナイト ~福山城魅力創出イベント~」とは?

築城400年の1年では紹介しきれない魅力を、2023年も続けてアピールし続けちゃおうというプロジェクトが「カツナリ・デ・ナイト」です。

築城記念日に先駆け、8月26日(土)に行われるオープニングイベントをはじめ、年間を通じて各種イベントを開催。
福山城の「昼」と「夜」という時間ごとの楽しみ方を提案し、歴史や文化はもちろん、地元の食まで余すところなく味わっていただくことで、福山の魅力をよく多くの方に体験していただきたいと思っています。

なぜカツナリ(水野勝成)なのか

カツナリ・デ・ナイトの「カツナリ」は、言わずとしれた福山藩初代藩主である水野勝成の「カツナリ」です。

福山藩初代藩主 水野勝成

1619(元和5)年に備後10万石を与えられて福山に入り、1622(元和8)年に福山城を築きました。名君として知られる水野勝成ですが、子どもの頃から血気盛んで、16歳の初陣で大きな活躍を見せたと思ったら、父親の勘気を受けて各地を転々としたり、豊臣秀吉や加藤清正など様々な武将に仕えたり、枠に囚われない自由な生き方をしてきた魅力的な人物。

福山藩主になってからは、若い頃のちょっと破天荒なキャラクターから一転して、福山城の築城から城下町の建設、干拓、開墾、治水事業、その資金を補うために全国に先駆けて藩札を発行するなどの偉業を成し遂げ、福山の礎を築きました。

やっぱりカツナリでないと!

福山城は、“西国一”の偉観ともいわれています。城の理想像である「一二三(ひふみ)段」を取り入れ、ひな段状に本丸・二之丸そして数多くの櫓や城門を建て並べていました。さらに伏見城から移築された伏見櫓や筋鉄御門(ともに重要文化財)、御湯殿などが並び、さらに格式を高めていたといいます。
また、“全国唯一”の天守北側鉄板張りともいわれ、敵からの大砲弾の直撃に耐えられるように天守は1階から4階までが総鉄板張りでした。

これらの特徴はどれも水野勝成の枠に囚われない自由な考え方が生み出したといえるでしょう。

そう、福山城の特徴は水野勝成なくして生まれることはなかったのです。だから福山の新たな魅力を生み出すには、やはり勝成でないと!その想いから、このイベントには水野勝成の名前を冠することになったという訳です。

「カツナリ・デ・ナイト」のイベント内容を今後もnoteで紹介!

今後も引き続き、福山城の魅力はもちろん、「カツナリ・デ・ナイト ~福山城魅力創出イベント~」の詳しいイベント内容をnoteで紹介していきます。来週もお楽しみに!


主催:福山ビジットアソシエーション(福山観光コンベンション協会内)
TEL 084-926-2649