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「FUKUYAの、いま。」#04 【戸建事業部デザイン課 森】「やってみないと分からない」設計プランナーとして挑戦する、いま。

「フクヤ建設ではどんなひとが、どんな思いで働いているのだろう?」

フクヤ建設は、新築・リノベーション、公共建築や飲食経営など、様々な事業を手がけるようになり、ここ数年でスタッフの数も、ぐんと増えました。

このインタビュー連載では、いま、会社を構成するスタッフへ、どんな思いで、どういった仕事をしているのか。広報課石川が、実際に話を聞き、リアルな会社の空気を伝えていきます。

第4回目は、戸建事業部デザイン課の、森くん(入社4年目)。
2022年3月に設計プランナーとしてデビューを果たし、戸建て住宅の間取りのご提案から、仕様決定までを一貫して担当しています。

今回は、若干24歳で責任の大きい設計プランナーという仕事に挑戦するなかでの、苦悩ややりがいについて聞いてきました。

【プロフィール】
森 正宗(もり まさむね)
1998年生まれの24歳。龍馬学園の二級建築士専攻科を卒業したのち、2020年に新卒入社。入社後は、戸建事業部デザイン課で設計アシスタント業務を担当。2019年に二級建築士資格を取得しており、現在は設計プランナーを務めている。



「やってみないと分からない」という思い切りで


入社3年目に、会社から設計プランナーとしてデビューの打診があったときは、じぶんには向いていないのではと、漠然とした不安を感じたという。
しかし、すぐに気持ちは切り替わり「やってみないと分からない」と、思い切りよくデビューを決意した。
穏やかにみえて、ここぞというときの思い切りのよい一面がうかがえる。


学生の頃から「何でもそつなくこなす」と周りから言われることが多かったという彼は、設計プランナーデビュー後約1年半で、すでに7件のお客様が成約になり、大忙しの日々。
今年3月には、はじめて担当したお客様のお引渡しも済ませ、順調に経験を重ねている。

プランナーの仕事もこつこつ、丁寧に。


はじめてのお引渡しの際には、お客様から「とても良くしていただきました」と、感謝のことばをいただいた。
お客様が喜んだり、感謝してくださる場面に直接立ち会えることは、とてもやりがいを感じる瞬間なのだとか。

そのお客様は、建て替えのため日当たりを中心にさまざまな悩みを抱えており、限られた敷地条件のなかで、いかに悩みを解消していくか…
初回提案では自ら二階リビングのご提案を行うなど、試行錯誤を繰り返した。

また、建築中のお客様からの質問やご相談にも丁寧な対応を心がけたという。
いつもメッセージのやりとりの際は、誤送を防ぐため携帯メモへテキストを打ち込み、確認後にコピーをして送信するようにしていたそうですが、お引渡しの頃には、そのメモは10件以上に。

「こんなにもやりとりを重ねたんだな」感慨深く思ったという。
小さな頃から、プラモデルの組み立てなどの黙々と行う作業が好きだったという彼の、こつこつとした丁寧さが、プランナーの仕事でもしっかりと活かされている。

じぶんらしい働き方を、見つけたい


何でもそつなくこなす彼ですが、苦戦していることも。
「間取りのプランニングは、いつも本当に時間がかかってしまいます」と漏らした。
時には一日中、頭をかかえてしまうこともあるのだとか。



学生の頃から、クリエイティブな発想には苦手意識があったため、創造力を鍛えるためにも、いまの苦しみは訓練だと受け止めているが、
同時に「じぶんは、実施設計などの裏方の仕事が性にあっているな」といった自己分析にもつながっている。

設計士としても、働き方は無限大。
設計プランナーとして経験を積んだのちは、実施設計などの裏方仕事の割合を増やすことも考えはじめているという。

しかし、苦手なことも、やる前からできないと決めつけるのではなく、しっかりと挑戦をしながら、じぶんらしい働き方を見つけようとする姿は、とても頼もしく感じられた。

まさにいま、じぶんらしさを構築する彼の“これから”が、ますます楽しみだ。