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「FUKUYAの、いま。」#05 【民間・公共事業部 濵田】現場監督歴20年、新しい風が吹いた。

「フクヤ建設ではどんなひとが、どんな思いで働いているのだろう?」

フクヤ建設は、新築・リノベーション、公共建築や飲食経営など、様々な事業を手がけるようになり、ここ数年でスタッフの数も、ぐんと増えました。

このインタビュー連載では、いま、会社を構成するスタッフへ、どんな思いで、どういった仕事をしているのか。広報課石川が、実際に話を聞き、リアルな会社の空気を伝えていきます。

第5回は、民間・公共事業部部長の、濵田さん(入社14年目)。夜須認定こども園の建築現場で現場所長として働く“いま”を取材しました。

【プロフィール】
濵田 隆志(はまだ たかし)
大学院卒業後、主にマンション建設を行うゼネコンで現場監督として6年間勤務したのち、2010年にフクヤ建設入社。戸建事業部工務課課長、民間・公共事業部工務課部長を兼任する。
建築が好きで、設計希望だった過去も。一級建築士・一級施工管理技士の資格を持ち、2021年にはこだわりの自邸を設計・施工した。
(自邸完成時のインタビュー記事は、こちら。)



現場監督歴20年、新しい風が吹いた。


いま、濵田は9月末竣工予定の、夜須認定こども園の現場で「現場所長」を務めている。


この現場は、株式会社龍建設さんと共同して施工管理を行っているため、龍建設さんのスタッフ1名と、当社スタッフ3名の計4名のチームで管理業務を行っている。


濵田にとって、こういったジョイント・ベンチャーと言われる共同企業体での、施工管理の現場ははじめて。
社外のひとと、同じチームで働くいまの環境はとても新鮮で学びが多く、“新しい風”を感じているという。

「龍建設さんのスタッフは、公共建築の現場経験が豊富でスキルも高い。同じ空間で働いているので、ふとした何気ない会話のなかからも、新しい考え方や価値観に触れることができるので、学ぶことが多い。現場監督歴20年にして、この現場を通して視野が大きく広がったなと感じています」と話した。


じっくり進んでいくからこその、実感とやりがい


入社から10年以上、戸建事業部で戸建住宅の現場監督として働いていた濵田。
昨年11月に夜須認定こども園の現場がはじまって以来は、民間・公共事業部工務課専属の業務へ移行した。

戸建住宅と、民間・公共建築。現場監督としての仕事のちがいについて尋ねると、
「どちらも、現場を管理することは同じなのであまり違いは感じてないかな」と、意外な答えが返ってきた。

建物の規模が違うので、工期や材料手配などではギャップに驚くことはあるというが、やっていることは同じだと感じているという。
(一般的な戸建住宅と比べると、使用する材料が約10~20倍になることも)


しかし、公共工事の現場は専属で現場事務所もあるので、複数の戸建住宅を管理していた時と比べ、移動時間は大幅に減少。その分、業務時間をしっかりと確保出来るようになったという。

現在、チームのなかには入社2年目の若手スタッフもいるが、人材育成にも腰をすえて取り組めるようになったおかげか、とても成長が早く驚いているのだとか。
ひとつひとつの工程の長い公共工事の現場は、若手スタッフの育成にも適している。

公共工事の現場は仕事量が多く、大変だと感じることもあるというが、じっくりと進んでいく分様々な面で実感があり、やりがいを感じられる魅力がありそうだ。

どんな現場も、じぶんの目線を大切にしたい。


まもなく完成を迎える、夜須認定こども園。
「じぶんの子供が、通わせれる環境にあれば通わせたいと思えるような建物になった」と話した。


3児の父親でもある濵田。打ち合わせの際に施工上の意見をするときには、自身の育児経験を活かした“使う側”の目線を心がけたという。

夜須認定こども園は、0歳~5歳までの就学前の子供が通うことになる。
「ベビーカーをおして送迎する保護者もいるのでは?」と、ベビーカーの利用があっても快適に送迎できるルートの確保にこだわった。

仕事経験だけでなく、子育ての経験までもしっかりと仕事に反映させ、新しい風を取り込み技術を磨き続ける謙虚な姿勢は、社内でも信頼が厚く、背中を追う社員が多いのも頷ける。

—新しい風を取り入れながらも、じぶんの目線を大切に仕事をする。

大きな現場だからこそ、その背中はより大きく感じられた。


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