第3回ランニコ部ビアマイルに参加してきたぜ
ビアマイル走ったことある人いる?
え?マジ?ほぼいない件( ゚д゚)。
仕方ないから競技説明から。
・ビール(アルコール度数5%以上、容量350ml以上)を飲む。
・400㍍走る。
✕4
そんだけ。
ランニングというのはシンプルな競技なので。大概は説明したら「そんだけ」で済む。「42.195km走る・そんだけ」とか。「山中湖スタートして富士山麓を100kmちょい走る・そんだけ」とか。
「えーオレビール好きだし?ランニングも好きだし?ビアマイルとかマジ余裕じゃんタンクトップのやつはだいたい友達!」とか言ってるクソ野郎は一度地獄を見たほうがいいと思いますけど。
ビアマイルは楽しいレクリエーションじゃない。命がけの勝負なんだよっ!
過去一度レースに参加したし。一人でFKTもしたから。日本国内に限って言えばBNCは経験豊富なビアマイラーの一人だ。過去のタイムは12分台。
どうしても縮めたいので。「beermile tips」で検索した結果出てきたよ。
How to Run Your Best Beer Mile
拙い語学力でわかったことが2つある。
・ビールはぬるいほうがいい。
・楽しめ
死合会場は川崎のHR市場競技場。
どちらかと言うとと反社会的な競技なのでね。会場の選択肢は多くない。完璧に理想的な環境。正直三島近辺ではちょっと会場の目星がつかない。
以前FKTでチャレンジした近場のグラウンドなんだけど、よくよく見たら「飲酒禁止」と書いてあった件。やってしまったことは仕方ないのでごめんなさいするしかないのだけれど、こうなるともうこのグラウンドではビア練はできないのだ。
HR市場競技場は飲酒禁止が明記されていないし、どんなルールを設定して遊ぶかを利用者に丸投げする感じで理想的な環境である。
ぬるいビールを用意したかったんだけれど。残念なことに地の利がない。集合1時間前に川崎駅前のコンビニでサッポロ黒ラベルとキリンラガーを2本ずつ購入した。これを自分の体温であたためることにする。
HR市場競技場ではなんか記録会的なことをやってたけれど。「よそはよそ!うちはうち!」ですから問題はアリマセン。ええアリマセントモ。
ちょっとどうかしてる人たちがソーシャルディスタンスを気にしながら集まったのだ。(なんか知らんけど鬼パンが二人いる)
今回の選手は10名(うち女性1名)。
運営計測上の都合でこれを5名二組に分けてレースを実施した。
BNCは第一組で出走した。
ビアマイルの主役を務めるビールたち。
普通にまっとうに生きている限りはね。「美味しさ」とか「気持ちよさ」とか。ハレの飲み物。でもビアマイルではこれはただの負荷。負荷を最小化する工夫をすることがスタート前の戦い。
アルコール度数は5%あればいい。わざわざ度数を高くする必要はない。
キンキンに冷えてないと飲めないひともいるけれど、正直ぬるくてもイケるので今回はぬるいビールで戦うことにした。
世界のビアマイラーたちの間ではバドワイザーが一番戦えるビールだと言われているけれど、地の利が味方しなかったのでそこは仕方がない。
スタート前に5人で記念撮影。左からカウ坊・しゅうさん・BNC・nemo・マグナム。
世界のトップ選手たちは秒で飲み干すのだけれど。悲しいかな雑魚ランナーたる我々のドリンクスピードはこんなもん。
ただ実はマグナム、「一周目だけでもファステストラップを刻みたい」とかなんとか寝言を言っていたのだ。ここはBNC譲らない。やるかやられるか。第二レースの選手たちのことも考えたらここは二人で競り合わなければ勝機はない。
2周目以降は全くコンペティブでなかったのだけれど。BNCは未だ他人と戦える境地には至っていないので、ただビールを飲み、200メートルまでの間にガスを抜き、残り200メートルで無になって走る感じ。
そんで4周終わったらこれですわ。
一周目ビア34秒ラン1分24秒
二周目ビア1分11秒ラン1分41秒
三周目ビア58秒ラン1分40秒
四周目ビア1分19秒ラン1分32秒
合計10分24秒。PBを大幅に更新。
だけどサブ10への道は遠いぜ。
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