【2022年版】中山競馬場【攻略】コースデータ
中山競馬場コースの傾向を、過去のデータから攻略ポイントと穴馬を導きたいと思います。データは2017年~2021年の過去5年です。
中山競馬場のコース特徴
内外回りの両方を保有する競馬場で、内回りは皐月賞やホープフルS、外回りはスプリンターズSなど、両方でG1が行われる舞台です。この2つのコースは2角で分岐し3角で再び合流するんですが、外回りコースはずっとコーナーを回ってるかのような緩やかな設計に対し、内回りコースは2~3角の角度が結構タイトに設計されてます。
“小回り”のイメージが強く、実際その通りなんですが、これはコースの話であるのが前提です。私も何度か訪問したことがありますが、スタンドなどのボリュームはローカルの比ではありません。
最後の直線は芝・ダートともに約310mは中央4場では最短ですが、ローカル6場と大きく異なるのはコースの“高低差”です。芝コースの約5.3mの高低差はJRA全10場でも最大で、ダートコースは確かに「ちょっと大きなローカル」並みではありますが、ココでも高低差約4.5mが効いててかなりタイトなコースです。
個人的意見として、この起伏に富んだコースを最も上手く利用しているのが障害コースかと思います。中山グランドジャンプと中山大障害の2回しか使われない襷コースはココ最大の魅力で春の中山GJは東日本大震災で開催が危ぶまれた際でも、コースを替えず日程変更で強行した程の名物レースです。
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