【振り返り】オフシーズン前半(12月)について
久しぶりの投稿となりました。
27日は名古屋でも雪が降りましたね。
みなさんがお住まいの場所はどうでしたか?
ちょうどその日はみどりクリニックのある三重県津市に行く予定だったので、朝から大変でした笑
でも子どもたちは雪で遊べたみたい。
「滑って楽しかった!」と言っていたので、これはこれで良かったのかな。
サムネイルに使った写真は子どもたちが作った雪だるまです。
この記事ではオフシーズンの前半、12月を振り返りたいと思います。
内容は次の3つです。
オフシーズンのテーマ
後輩たちとのトレーニング
そのほか思い付いたこと
順に説明しますね。
①オフシーズンのテーマ
このオフ、というかリハビリが始まってからメインで取り組んでいる課題はスピードアップです。
たとえば同じ力感で平均球速が3キロくらい上がったらいいなーなんて考えてます。
スピードアップしたいと思ったイチバンの理由はピッチングの幅が広がることに尽きますね。
速けりゃ良いってものじゃありませんが、速いに越したことはないと思ってます。
腰をケガしてから身につけた安定性に、パワーの要素をプラスしていきたいですね。
スピードアップするため、スプリント系トレーニングを増やしています。
走る動きは、地面から受けた力(地面反力)を進みたい方向へどう伝えるかがキモです。
これまでたくさん走ってきましたが、走り方を勉強したことはありませんでした。
走り方を学ぶことは力の伝え方を学ぶことと同じ気がします。
やっぱり体幹は大事ですね。
走り方を学びたいという人は、ぜひ1度『走りの学校』というYouTubeチャンネルを見てみてください。
キレイな走り方とそうでない走り方の比較をしながら、わかりやすく解説してもらえるところがポイントです。
個人的に、特にタメになったなと思えたのは
なぜ腸腰筋を鍛えるのか
足首の固めかた
ハムストリングを怪我する走りかた
などですね。
走り方と同時にバイオメカニクスも勉強して、全身の筋肉をフルで使って走ることを実践し続けています。
②後輩たちとのトレーニング
9年目のオフシーズンにして、はじめて後輩といっしょに自主トレを行いました。
梅津や高橋宏斗と練習することが多いですね。
特に宏斗は「グランドで練習する前にしているトレーニングもいっしょにやりたい」と言ってくれたので、時間が合うときはだいたい2人で練習してます。
いっしょに練習する、と言っても僕が宏斗にアドバイスすることなんてほとんどありません。
みどりクリニックなどで僕が学んできた身体の知識をすこし伝える程度です。
僕は宏斗に自分で考える力を身につけていって欲しいなと思っています。
しかし、いっしょに練習してみて、考える力をつけるより先に必要なことがあるように思えました。
それが思った(感じた)ことを素直に口に出すことです。
たとえば、わからないことに対して「わからない」と言えたり、体に異変があったときに伝えたり、みたいな感じです。
(これらがそのまま宏斗にあてはまるわけではありません。イメージしやすいように例を挙げただけなので注意してください。)
彼の性格なのか、それまで野球をしてきた環境によるものなのかはわかりません。
とにかく今は宏斗が思ったことを素直に口に出せるような関係をつくれるように僕は奮闘中です。
心理学では心理的安全性という言葉を使います。
心理的安全性とは「組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のこと」です。
その心理的安全性をどうやって高めるかを意識しています。
石井遼介さんの書かれた『心理的安全性のつくりかた』(日本能率協会マネジメントセンター)などを参考にしました。
思ったことを口にするって確かにむずかしいですよね。
僕もまだ100パーセントには全く届きません。
時間がかかるとは思いますが、できる範囲で頑張っていきます。
③そのほか思い付いたこと
最近は視野を広げて考える時間を増やしています。
客観的に考えてみると、おもしろいアイディアを思いつくこともあるので楽しいです。
人材育成の分野ではリフレクションと言ったりしますよね。
リフレクションは「自分自身の仕事や業務から一度離れてみて、仕事の流れや考え方・行動などを客観的に振り返ること」です。
視野を広げてみて、思いついたことをここにメモとして吐き出しておこうと思います。
本気度は70パーセントくらいですかね。
野球人口減少について(特に少年野球)
野球ジムみたいな施設について
ケガやイップスに悩むアスリートについて
くわしく書けと言われれば書けますが、今回はやめときます。メモなので。
ただこんなメモから実現することがあるから、日記やメモ書きはやめられません。
さいごに
今回は3つのことを書きました。
オフシーズンのテーマ
後輩たちとのトレーニング
そのほか思い付いたこと
この記事が2021年のラスト投稿になります。
今年も多くの人に応援いただきながら、濃い1年を過ごすことができました。
いつも本当にありがとうございます。
来年、チームの優勝に向けて尽力し、良い報告をたくさんできるよう頑張ります。
これからもよろしくお願いします。
それでは、良いお年を。