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【振り返り】8月17日のカープ戦について

昨日もたくさんのご声援ありがとうございました。
振り返りと本の紹介をします。

登板の振り返り

約2ヶ月ぶりとなる5勝目をあげることができました。

序盤は変化球をコントロールできませんでしたが、回を追うにつれて良くなりました。
奨太さん(大野奨太さん)が修正しやすいようにリードしてくれたからだと思ってます。

初回、2回とランナーを背負いましたが「なんとかなりそう」と思ってました。

ただ3回の小園くんの当たりは正直「抜けた」と思ったのでミゾ(溝脇)が捕ってくれて助かりました。
まさかアウトにしてくれるとは…

2回ウラにロッカーで「今日あんま一二塁間に飛んでこなさそうですね」と話してくれた直後だったので、少し鳥肌が立ちました。
ホントいい選手です。
(同期だからひいき目に見てます笑)

3回、菊池さんに対して投げたチェンジアップ。
菊池さんにチェンジアップでファールを打たせたのはおそらく初めてです。
奨太さんいわく「スラ(スライダー)だとちょっとイヤな感じがあったからね」とのこと。
経験豊富なキャッチャーの感じる「イヤな感じ」は僕が「これを投げたい」という気持ちの100倍信頼できます。

いろいろ引き出しを増やしてくださって感謝です。

勝(渡辺勝)のタイムリーやプロ初ホームランにはシビレました。
2軍でいっしょにプレーした若い選手が活躍するととても嬉しくなります。
まだまだ若い選手に負けたくない気持ちもありますが、「若い選手にもっと出てきて欲しい」と思っているのも本音です。

相手先発の森下くんとは初めて投げ合いましたが、本当に素晴らしい投手だと改めて思いました。
みどりクリニックで森下くんの映像を見ながら、体の動きと意識のすり合わせたことがあったんです。
いま取り組んでいる体の動き改善は森下くんを理想形としていると言ってもいいかなと思います。

そんな選手といきなり投げあって動く見本を見れた僕はラッキーですね。
打席で感じたことを含め、これからも参考にさせてもらいます。

さいごに

先週のnoteで「神さまとのおしゃべり」について触れました。
「自力」と思っているものはすべて勘違いで、もっと大きな「周りの力」によって動いているというものです。

「神さまとのおしゃべり」がおもしろかったのですぐに続編の「悪魔とのおしゃべり」も購入してAudibleで聴きました。
「すべての正しさを疑え」と言う悪魔のおかげで日々のできごとにいろんな見方ができるようになった気がしています。

この本で言う「正しさ」とは正しいと信じていることの総称。

生まれたての赤ちゃんは何も「正しさ」を持っていないけれど、大きくなるにつれて親や先生、社会から「正しさ」を教えられ強制されるようになっていく。
「正しさ」を持っているおかげで社会で生き残れているのは事実だけど、反対に悩みや苦しさのほとんどが「正しさ」のせいで起こっているそうです。

僕にも思い当たることがたくさんあります。
たとえば「プロ野球選手=仕事」という正しさ。
僕は兄の影響で野球をはじめて、そのプレーする楽しさにハマり「もっと野球がうまくなりたい」と願うようになりました。

ただプロ野球選手になり、「これからは野球が仕事になるんだ」と言われてから、野球が野球じゃなくなる瞬間が増えた気がします。
ただ純粋に「野球がうまくなりたい」という欲求とはちがう、何かを強いられているような感じ。(うまく伝えられなくてごめんなさい)

なので最近では「仕事」への正しさを疑って、壊す作業中です。
正しさ(「〜すべき」と思うこと)が減っていくのは肩の荷がおりて気がラクになります。

もし気になった人は「悪魔とのおしゃべり」オススメです。

次の登板に向けてしっかりと取り組んでいきます。
いつもありがとうございます。

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