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類似したものごとの相違点(3)元日と元旦はどう違うの?

分かっている人は分かっています。簡単なことです。
元旦は、1月1日の朝を意味します。
元日は、1月1日を意味します。
旦という字は、地平線から太陽(日)が昇ってきた図ですから、朝なのです。
ただ、ここで終わりにせず、次のように抽象化すると、国語力向上につながります。
「元旦は1月1日の朝だけを意味する部分的な表現だが、元日は朝だけではない全体的な表現だ」
つまり、「部分←→全体」という反対語で整理するわけです。
反対語を使って対象を「分ける」こと。
それが「分かる」ことにつながります。
分かるとは、分けることである(鉄則4)。
このことを常に意識し、「分かったつもり」で終わらせないことが大切なのです。
あなたは、本当に「分かって」いましたか?

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